元の世界に帰ろう
何も考えずに別の作品書いてみようかな?
まぁ、まだやりかはわかりませんが、、、
どんなのがいいでしょうか、、、
ぱっと思いつくのは、舞台はファンタジー世界
主人公は小物を集めるのが趣味
森でうろつくと見たことのないピンク色のスライムを倒す。指輪がドロップ 指輪をはめて TSしてしまう。
指輪をはめたりはずしたりして 男、女それぞれの日常をかく みたいな
いじめてきたガキから告白されたり、いかにも勇者ぽいやつからパーティにさそわれたりみたいな、、、
別作品書く余裕ないからいっか
私は左手の指輪を握ったまま、リリィを見る。
リリィも、少しだけ不安そうな顔でこちらを見ていた。
私は小さく笑う。
「……リリィ」
「それじゃあ――元の世界に帰ろうか」
リリィは少し間を置いた。
それから、小さくうなずく。
「うん……」
その声は、いつもより少しだけ弱かった。
私はしゃがんで、リリィと目線を合わせる。
「大丈夫だ」
「また会える」
リリィはじっと私を見ている。
そして、ぎゅっと私の服をつかんだ。
「……ほんと?」
私は迷わず答える。
「ほんとだ」
少しだけ間を置いて、続ける。
「俺も、リリィの世界に行く」
「そのときは――俺から会いに行く」
リリィの目が、少しだけ明るくなった。
「……クロノ町」
私は笑う。
「覚えてるな」
「うん」
リリィは何度も小さくうなずいた。
「クロノ町」
「ユウのいるとこ」
私は立ち上がる。
「よし」
「じゃあ、先にリリィからだ」
リリィは少しだけ緊張した顔になる。
そして、小さく息を吸った。
「……りりぃ」
「おうちに――かえりたい」
その瞬間――
左手の指輪が、強く光った。
「……!」
目の前の空間が、白く染まる。
光が渦を巻くように広がっていく。
リリィの体が、ふわっと浮いた。
「ユウ!」
私はとっさに手を伸ばす。
だが――光はそれを許さない。
触れる直前で、距離が開く。
リリィは光の中で、少しだけ笑った。
「ユウ」
「またね」
その言葉と同時に――
リリィの姿は、光の中へ溶けるように消えた。
一瞬で。
そこにはもう、誰もいない。
静寂。
風の音だけが耳に残る。
私はその場に立ち尽くした。
「……リリィ」
胸の奥が、少しだけ締めつけられる。
だが――
私は顔を上げた。
左手の指輪は、まだ強く光っている。
私は拳を握る。
「……俺も」
深く息を吸い込む。
そして叫んだ。
「元の世界に返してくれ!」
その瞬間――
光が、爆発するように広がった。
「っ……!」
視界が完全に白く塗りつぶされる。
体が引っ張られる感覚。
足元の感覚が消える。
重力がなくなる。
そして――
強い光に、すべてが包まれた。
気が付くと。
私は床に座り込んでいた。
「……」
見慣れた天井。
見慣れた部屋。
ゆっくりと視線を動かす。
机。ベッド。カーテン。
すべて、元の世界のものだ。
私は大きく息を吐いた。
「……ふう」
すぐそばに、二つの古びたカバンが置かれている。
ロイドから受け取ったものだ。
ちゃんと、一緒に来ている。
私はそれを見つめる。
少しだけ、笑みがこぼれた。
「……帰ってきたんだな」
元の世界に。
窓の外からは、車の音が聞こえる。
遠くで電車の走る音もする。
現実の音。
私はゆっくり立ち上がる。
左手を見る。
指輪は、静かにそこにあった。
まるで何事もなかったかのように。
私は小さくつぶやく。
「……リリィ」
今ごろ、あいつも――
自分の世界に戻っているはずだ。
私はカバンを手に取る。
その重みが、妙に現実的だった。
「……また行くよ」
ぽつりと、そう言った。
「世界番号:532 に」
いつも見てくださってる方々本当にありがとうございます。




