情報取得中
最近pv伸ばし悩んでいるのでアドバイスもらいました。今日は過去のほとんどのエピソードを修正しました、、、結構変なとこ直したり、1話抜けてたところあってびっくり。。。。
倉庫の静寂の中で。
私は、しばらく答えられなかった。
リリィが不安そうにこちらを見ている。
ロイドは何も言わない。
ただ静かに待っていた。
私はゆっくりと息を吐く。
そして、ふと思った。
(……もしかして)
私はロイドを見る。
「ロイドさん」
「壊れたっていう指輪……見せてもらってもいいですか?」
ロイドは少し首をかしげた。
「指輪?」
「はい」
ロイドは少しだけ考え――やがてうなずいた。
懐から、小さな布袋を取り出す。
中から現れたのは、くすんだ金属の指輪。
確かに――壊れている。
「これだ」
私はそれを受け取り、ゆっくりと自分の左手を近づけた。
指輪が、わずかに温かくなる。
そして――
自分の指輪を、そっと重ねた。
その瞬間。
頭の奥に、機械のような声が響く。
【別の転送リングを検知しました】
私は一瞬、息を止める。
【状態:破損】
【内部情報の取得を試みます】
ロイドとリリィは、不思議そうに私を見ている。
だが私は動けない。
頭の中の声は続く。
【解析中……】
【……】
【完了しました】
私は思わずつぶやいた。
「……プロフィール」
すると、視界に文字が浮かび上がる。
【プロフィール】
名前:ユウ
状態:正常
年齢:21
体力:E
筋力:E
敏捷:E
耐久:E
身体能力:低
特技:ブースト・観察
機能:危険感知・黒石感知
世界番号:532(適応済 27%)
世界番号:175(適応中 25%)
世界番号:248(登録済み)
「……っ」
思わず息をのむ。
(……増えてる)
今まで世界番号は二つだった。
532。
そして175。
だが今――
もう一つ増えている。
世界番号:248。
(登録済み……?)
私はゆっくり顔を上げ、ロイドを見る。
(……まさか)
さっきの反応。
「別の転送リングを検知」
「内部情報取得」
つまり――
ロイドの壊れた指輪から、世界情報を読み取った。
そして。
その世界が登録された。
ロイドが不思議そうに言う。
「どうした」
「急に黙り込んで」
私は少し考えてから、口を開く。
「……ロイドさん」
「なんだ」
「まだ確実じゃないです。でも――」
私は左手の指輪を見る。
「ロイドさんのいた世界……」
ロイドの表情が止まる。
「……行けるかもしれません」
倉庫の空気が、一瞬で変わった。
ロイドが低い声で言う。
「……どういう意味だ」
私はゆっくり答える。
「さっき、ロイドさんの指輪の情報が――」
「俺の指輪に登録されたみたいなんです」
「登録……?」
「はい」
「世界番号が増えました。248って番号です」
ロイドは何も言わない。
ただ、じっとこちらを見ている。
私は続ける。
「これが、ロイドさんのいた世界の番号なら――」
一度、息を吸う。
「……そこに行けるかもしれません」
ロイドの手が、わずかに震えた。
四十年以上。
帰れなかった世界。
その可能性が――今、目の前に現れた。
リリィが小さく言う。
「ユウ……それって……」
私はうなずく。
「多分」
「ロイドさんのいた世界だ」
倉庫の中で、誰もすぐには言葉を発せなかった。
そして――
ロイドが、ゆっくり口を開いた。
「本当に……」
その声は、さっきまでとはまるで違っていた。
「本当に……行けるのか」
その目には。
四十年ぶりの――希望が宿っていた。
ロイド「最初は少女にしか興味がない頭のおかしい奴かと思っていたが、、、」
ユウ「心の声もれてますよー」




