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強制異世界転移!! ~世界を繋ぐ指輪~  作者: 生家事


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雑貨屋の店主ロイド

良かったらブックマークと☆をお願いします!


なんか過去のepを見返したらロイドという名前すでに使ってました、、過去のepを編集!




ドアについた小さな鈴が、ちりん、と鳴った。


私は店の中へ一歩入る。


店内は思ったより広かった。

壁にはロープやランタン、保存食の袋、鍋、革袋、地図など、いろいろな雑貨が並んでいる。

旅人や冒険者が使いそうな物が多い店だ。


私は声をかけた。


「すみませーん」


「ギルドの依頼を受けてきました」


少し奥から、低い声が返ってきた。


「……きたか」


カウンターの奥の影から、ゆっくりと一人の老人が現れる。


白い髭。

深く刻まれたしわ。

背はそれほど高くないが、背筋はまっすぐ伸びている。


その目は、年寄りとは思えないほど鋭かった。


「依頼を受けたのはお前たちか」


私は軽く頭を下げた。


「はい」


「荷物運びの依頼ですよね」


老人はゆっくりとうなずく。


「そうだ」


「わしが店主のロイドだ」


ロイドは腕を組み、私とリリィをじっと見た。


その視線は、まるで品物を品定めする商人のようだった。


「……ずいぶん若いな」


私は苦笑する。


「一応、冒険者です」


すると横からリリィが元気よく手を上げた。


「リリィもぼうけんしゃ!」


ロイドの眉がぴくりと動く。


「……子供か」


私は慌てて言った。


「大丈夫です、手伝い程度なので」


リリィはぷくっと頬をふくらませる。


「リリィもできる!」


「ちっちゃいおにもつ!」


ロイドは少しの間黙っていた。


そして小さく息を吐く。


「……まあいい」


「ギルドが許しているなら、わしが文句を言う筋合いでもない」


そう言って顎で外を指した。


「店の前の木箱だ」


「全部、裏の倉庫まで運んでくれ」


私は思わず聞き返した。


「全部ですか?」


ロイドは当然のように言う。


「全部だ」


私は外の木箱を思い出す。


(あれ……かなりあったぞ)


リリィはわくわくした顔をしている。


「たからばこいっぱい!」


私はため息をついた。


「……わかりました」


ロイドはカウンターの奥に戻りながら言った。


「壊すなよ」


「中身は全部商品だ」


「壊したら弁償してもらう」


「はい」


私たちは店の外に戻った。


外には相変わらず大量の木箱が積まれている。


リリィが箱を見上げる。


「ユウ」


「おおきいね」


「……だな」


私は一番上の箱を持ち上げてみた。


「……おっも」


体力Eの体には、なかなか厳しい。


リリィは小さな箱を指差した。


「これ!」


「リリィもつ!」


私はそれを持ち上げて渡す。


「これならいけるか?」


リリィは両手で箱を抱える。


「うん!かるい!」


「よし、じゃあそれ担当な」


私たちは箱を一つずつ店の裏へ運び始めた。


裏には小さな倉庫があり、そこに積んでいく。


一往復。


二往復。


三往復。


私はすでに息が上がっていた。


「はぁ……」


「はぁ……」


リリィは意外と元気だ。


「ユウおそい!」


「まだいっぱいあるよ!」


私は空を見上げる。


「……冒険者って」


「もっとこう……」


「モンスター倒すとかじゃないのか」


リリィは首をかしげる。


「おにもつもぼうけん!」


私は苦笑した。


「まあ……そうかもしれないな」


そのときだった。


箱を持ち上げようとした瞬間。


左手の指輪が、わずかに熱くなる。


「……?」


私は手を止めた。


(今の……)


この感覚。


何度か感じたことがある。


黒石感知だ。


私は木箱を見る。


「……まさか」


念のため、小さくつぶやく。


「観察」


すると、視界に文字が浮かんだ。


【観察】


対象:木箱

内容:雑貨類

重量:中

特記事項:微弱な黒石反応


「……」


私は思わず箱を見つめた。


(え?黒石……?)


リリィが横からのぞく。


「ユウ?」


「どうしたの?」


私はすぐに箱を持ち上げた。


「……いや」


「なんでもない」


だが内心では思っていた。


(この世界に黒石……?)


(偶然か?)


私は箱を倉庫に運ぶ。


倉庫の中にはすでにいくつかの箱が積まれている。


そこへ箱を置いたとき。


また指輪が、ほんの少し熱くなった。


私はゆっくり周囲を見る。


(……)


(この倉庫)


(黒石の反応が多い)


そのときだった。


後ろから低い声が聞こえた。


「……何を見ている」


私は振り向く。


そこにはロイドが立っていた。


いつからいたのか分からない。


腕を組み、こちらをじっと見ている。


鋭い目。


まるで、こちらの考えを見透かすような視線だった。


「……いや」


私は笑ってごまかす。


「思ったより荷物多いなって」


ロイドは少しだけ私を見たあと、ふっと鼻で笑う。


「冒険者のくせに」


「その程度で音を上げるのか」


私は苦笑する。


「まだ新人なので」


ロイドは少し黙る。


そしてぽつりと言った。


「……黒石のことを知っているか」


私は一瞬、心臓が跳ねた。


「……え?」


ロイドの目が、まっすぐこちらを見ていた。


その視線は――


まるで何かを試すようだった。


ロイド「まだ半分も運んでいないではないか」

ユウ「この量2人じゃあ無理ですよ」

ロイド「私が若いころは,,,,,,

ユウ「これ昔話始まる感じか????」

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