わーキャット!!
驚くことにあと30話分のストックある、、、
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↑これで増えたりするのでしょうか?
翌朝
朝の光が窓から差し込み、部屋の中を淡く照らしていた。
私はゆっくりと目を開ける。
昨日は色々あったせいか、体は少し重い。
ベッドから体を起こし、何気なく隣を見る。
そこには、リリィのベッドがある。
いつものように、獣耳の少女が丸くなって眠っている――
……はずだった。
「……ん?」
私は目を細めた。
ベッドの上に、獣耳の少女が二人寝ている。
「……?」
もう一度見る。
やっぱり二人いる。
私は思わず声を出した。
「……ん?! 二人!?」
その声で、リリィがもぞっと動いた。
「んん……」
目をこすりながら、ゆっくり体を起こす。
すると、布団が少しめくれた。
その横で、小さな猫耳の少女が丸くなっているのが見えた。
黒い髪。
小さな尻尾。
そして――
肌色。
その瞬間、私は理解した。
ルナだ。
しかも――
「ちょっ……!」
私は慌てて布団を引っ張り上げ、ルナの体をすっぽり覆った。
「まずいまずい!」
昨日の話を思い出す。
ワーキャットは人の姿になる。
だが当然、服までは一緒に変わらない。
つまり――
「服着てねえええ!」
私は急いでカバンを開ける。
中を探り、予備のシャツとズボンを取り出した。
その横で、リリィがぼんやりした顔でこちらを見ている。
「ユウ……?」
「どうしたの?」
私は布団を押さえながら言った。
「ルナが……人になってる」
リリィは一瞬ぽかんとした。
それからベッドを見た。
猫耳の少女。
三秒ほど沈黙。
そして――
「ねこがふえてる!!」
「増えてない!」
私は思わず突っ込んだ。
そのとき。
布団の中から、もぞもぞと動きがあった。
小さな猫耳がぴょこんと出る。
眠そうな顔で、こちらを見た。
「……にゃあ」
ルナはぼんやりした声で鳴いた。
そして、再び布団にもぐろうとする。
「寝るな寝るな」
私は慌てて声をかけた。
「とりあえず服着ろ!」
リリィはというと、目をきらきらさせている。
「ねこが人になった!」
私は額を押さえた。
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そのころ、孤児院
教会の食堂。
子どもたちがざわざわしていた。
「レナちゃんいない!」
「屋根にもいなかった!」
「いつも寝てるところにもいない!」
子どもたちは口々に叫んでいる。
エレナは困った顔で周囲を見回した。
「おかしいですね……」
ワーキャットの子どもは、基本的に遠くへ行かない。
町の中で迷うことも少ない。
だが今日は――
どこにもいない。
そのとき、一人の子どもが言った。
「昨日、黒い猫……ユウお兄ちゃんの近くにいたよ?」
エレナは一瞬固まった。
「……え?」
エレナは小さくつぶやいた。
「まさか……」
その瞬間。
教会の中がざわめいた。
「ユウお兄ちゃんについていった!?」
「ええええ!?」
「レナちゃんいなくなった!?」
――孤児院は、ちょっとした大騒ぎになっていた。
ルナ「我は裸族なのだにゃ!!!」
ユウ「やめろおおおおおお!服を着ろって!!暴れるな!あ、あいつが来ちまうっ」
衛兵「ちかくに犯罪者がいたような、、、ふむ気のせいか?」




