依頼の帰り道
なんかこれ投稿するときずっと鼻水が止まらない、猫アレルギーなのかな???
その後、私は少しだけ考え込んだ。
さすがに――。
ご飯までいただいて、さらに依頼の報酬までもらうのは気が引ける。
私はカバンを開け、中を少し探る。
そして、小さな袋を三つ取り出した。
中には、色とりどりのアメが入っている。
私はそれをエレナへ差し出した。
「これは……?」
「飴です。甘いお菓子なんですが……よかったら、みなさんで」
エレナは袋を受け取り、中を少しのぞいた。
「まあ……」
袋の中で、透明な飴がきらきらと光っている。
「こんなお菓子、初めて見ました」
その声を聞きつけたのか、近くにいた子どもたちが集まってくる。
「なにそれ?」
「宝石みたい!」
エレナは少し困ったように笑った。
「これはあとでみんなで分けましょうね」
子どもたちは「はーい!」と元気よく返事をした。
その様子を見て、私は少し安心した。
「今日は本当にありがとうございました」
そう言って、私は軽く頭を下げた。
リリィもぺこりと頭を下げる。
「また遊びに来てくださいね」
エレナの言葉に見送られながら、私たちは教会を後にした。
―――――
宿へ戻る道。
町は夕方の色に染まり始めていた。
店じまいを始める商人の声や、家路を急ぐ人々の足音が通りを流れていく。
私は横を歩くリリィをちらりと見た。
「今日は……楽しかったか?」
リリィはすぐに大きく頷いた。
「うん!」
そして、すぐに楽しそうに話し始めた。
「狩りごっこね、わたし“狩人”だったんだけど、みんなすごく速くて!」
「でもね!木の後ろに隠れてる子を見つけたの!」
リリィは身振り手振りを交えながら説明する。
「そしたら、わたしが“見つけた!”って言ったら、みんな逃げて――」
「それで、三人つかまえたの!」
少し得意げに胸を張る。
「すごいでしょ!?」
私は思わず笑った。
「それはすごいな」
リリィは満足そうに尻尾を揺らしていた。
そのときだった。
「おっと」
通りを歩いていた男と、肩がぶつかった。
「すみませ――」
振り返ろうとしたが、その男はすでに人混みの中へ歩いていってしまっていた。
私は小さく息をつく。
「気をつけないとな……」
そのとき、ふとカバンの重さが少し変わったような気がした。
……?
さっきより、少し重いような。
だが、気のせいかもしれない。
私はそのまま歩き続けた。
宿はもうすぐだ。
通りの灯りが一つ、また一つと灯り始めている。
私は歩きながら、何気なくカバンを背中に回した。
そのとき――
カバンの口のすき間から、
小さな黒い耳がぴょこんと出ていることに、私はまだ気づいていなかった。
レナ「にゃああああ(もっとツナ缶ほしいにゃあ)」
ユウ「へっくしゅん うぅ鼻水が止まらん」




