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強制異世界転移!! ~世界を繋ぐ指輪~  作者: 生家事


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お互いのプロフィール

食事を終えたあと、私たちは食堂を出て二階の部屋へ戻った。


階段を上がるとき、リリィは満足そうにお腹をぽんぽんと叩いている。


「おなかいっぱい!」


私は少し笑った。


「よかったですね」


「うん! しちゅーおいしかった!」


廊下を歩き、203号室の扉を開ける。


部屋の中は静かだった。

窓の外から、遠くの街のざわめきがかすかに聞こえてくる。


私は扉を閉め、軽く伸びをした。


「今日は色々あったな……」


リリィはベッドの上にぽふっと座る。

狐耳がぴこぴこと動いていた。


「たのしかった!」


私は思わず苦笑する。


「楽しかったか……」


「うん!」


迷子になっているはずなのに、本人はあまり気にしていない様子だった。


それはそれで助かるのだが。


私は椅子に腰を下ろし、少し考える。


そして、ふと思い出した。


「そういえば」


リリィを見る。


「リリィ、その指輪」


リリィの右手を指さす。


小さな渦巻き状の指輪。

中心に小さな穴が二つ開いている、不思議な形のものだ。


「なに?」


「それ、どこで手に入れたの?」


リリィは指輪を見て、少し考えた。


「んー……」


首をかしげる。


「ひろった!」


「拾った?」


「うん!」


リリィは身振り手振りで説明する。


「あるいてたらね、ころんっておちたの!」


「それでね、つけてみたら――」


指輪を指さす。


「ぴかーってして!」


「きがついたら、ここ!」


私は思わず額に手を当てた。


(やっぱりそうか……)


つまりこの指輪が、リリィをこの世界へ転送した可能性が高い。


そしておそらく――

私と同じ種類のものだ。


私は少し考えてから言った。


「その指輪」


「ちょっと借りてもいいかい?」


リリィはあっさりうなずく。


「いいよ!」


そして指から外して、私の手のひらに乗せた。


小さくて軽い。

しかし、どこか妙な存在感がある。


私は指輪を手に持ちながら、心の中で念じた。


(プロフィール)


すると――


視界の端に、淡い光の文字が浮かび上がった。


【プロフィール】


名前:リリィ


状態:正常


年齢:5


体力:F

筋力:F

敏捷:E

耐久:F


身体能力:低


特技:直感


世界番号:532(登録済み)

世界番号:175(適応中 12%)


私は思わず小さく息を吐いた。


「……なるほど」


リリィが不思議そうにこちらを見る。


「どうしたの?」


「ちょっと確認してただけです」


私は表示を見ながら考える。


体力、筋力、耐久はすべてF。

敏捷だけがE。


年齢を考えれば当然だろう。


しかし気になるのは――


特技:直感


私は思い出す。


ギルドでの出来事。


黒いコートの男を見て、リリィは言った。


「わるいひと」


あの時、特に証拠はなかった。

だが結果として――


男は本当に盗みをしていた。


(……つまり)


この「直感」という特技は、

善悪や危険を感覚的に察知する能力なのかもしれない。


私はもう一つ確認することにした。


(プロフィール)


今度は自分のものを。


再び光の文字が浮かび上がる。


【プロフィール】


名前:ユウ


状態:正常


年齢:21


体力:E

筋力:E

敏捷:E

耐久:E


身体能力:低


特技:ブースト


機能:危険感知・黒石感知


世界番号:532(適応済 27%)

世界番号:175(適応中 18%)


私はその表示をじっと見た。


(……やっぱりか)


私が一度飛ばされた世界。

世界番号532。


そして今いる世界。

世界番号175。


175の適応は、まだ18%。


一方でリリィは――


世界番号:532(登録済み)


そして現在は

175に適応中。


私は小さく息を吐いた。


(つまり……)


この子は。


私が一度飛ばされた、あの世界。


世界532から来た可能性が高い。

ストックがあ,,,あと20? やっと文章の書き方定まったから内容わかりやすくなってくると思う

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