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67.ア・ラーナ大迷宮

ア・ラーナ大迷宮は、スタンハイム王国からほど近いところに入り口があった。

入り口は、スタンハイム王国の管理により厳重に警備されていた。

茂みに隠れている、カイ・オリビア・ミーア・それにマリとルカ。


「先生、なんで隠れてるんですか?」


「そんなの当り前じゃないないのね!見つかれば捕まるのね!」


オリビア先生曰く、国王の許可なしではこのア・ラーナ大迷宮には入れないそうだ。


「許可とってないの?」


「そんなの取れるわけないのね」


これから先のことが不安で一杯のカイであった。


「で、どうやって入るんですか?」


「いい考えがあるのね」


オリビアの作戦はこうだ、オリビアが警備員を魔法で眠らせる、その間に中に入る。

シンプルイズベストな作戦だった。



「お兄ちゃん・・・気を付けてね・・・」

「・・・無理は禁物よ・・・・」

「・・・・・・・・・・・・・。」

黙ったままのマリ。


「・・・・マリどうしたの・・・」


「うん、カイ・・・帰ってきたらデートしてあげるから、ちゃんと出て来ることね!」

顔を真っ赤にしたマリ、それを聞いて顔を赤らめるカイ。


「もう、死亡フラグにしか聞こえない・・・」


「それでは作戦開始なのね!」


オリビアが睡眠魔法、スリープを使った、警備員4人が一斉に倒れ込み、眠りについた。


「では、行ってくるね!みんな!」



「お兄ちゃん、頑張ってね」

「・・・頑張れ・・・・」

「早く帰ってきなさいよ!」

「死ぬんじゃないのね」


これはこれは、今生のお別れですな・・・・



寝ている警備員の横を颯爽と走り抜け、大迷宮入り口についた、入り口は金属で出来た大きな扉で閉じられていた。


「デカいドアだ・・・開けれるのか?」


俺は力一杯押してみた、ピクリともしない。


「カギでも掛かっているのか?」


すると、何もしていないのに、ドアが少し開いた、手前に・・・・引き戸だった・・・・


「誰だ!」


ドアの中にも警備員がいた。


「あ!」


「貴様!何をしている!現在は立ち入り禁止だぞ!」


「いや、俺はそういうのじゃないので」


「どいうのだ!」


「だから、そいうのじゃないので!」


「え?だからそいうのってなに?」


「ええええ、いいから、いいから、ちょっとお邪魔しますよ」


「えっ?」

「えええ、いいからいいから、ご苦労様」


「え?まぁ・・・」


どさくさに紛れて、俺は大迷宮の奥へと走って逃げた。


「なんだったんだ?」

(ぽかんとする警備員)


「大丈夫か、ここの奴ら・・・心配でしかない・・・」



迷宮内は、薄暗くも岩が少し発光しているのか、周りは見えた。


「これぐらいの視界なら大丈夫か」



ここから、3階層までは、道順は変わらない、一本道と聞いた。

魔物も出ないので、4階層まで来た、ここから雰囲気がゴロっと変わった。

岩の色が、青かった。


「さて、ここから魔物が現れるのか・・・・」


オリビア先生には、一か月分の食糧と、テント、魔物避けのランタン、そして不思議なキノコを沢山、準備は万端だったが、一か月間風呂に入れないのは痛い。


不意だった、曲がり角から、魔物が飛び出してきた、この世界に来て初めてみた、キングオブザコキャラ、「ザ・スライム」だ。


しかし、俺の知っているスライムとは違った・・・グロい・・・・形は留まることのない、ヌラヌラと動いていて、口があり牙が生えていた。


「きっしょ!きっしょ!ファイア!!」


あまりの気持ち悪さで、思わずファイアを発動させた、スライムが燃え縮んでいき消滅した。

消滅したスライムは小さな魔石を残した。


「しばらくはスライムがまた出て来るのかぁ、気持ちわいなぁ・・・」


俺は小さな魔石を魔法袋に収納して先へと進んだ。


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