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君>世界   作者: 雪ノ雪
第五章『二人のリリス』
55/64

11/祭りの日

 朝の訓練を済ませシャワーを浴びて、今日はこれを着なさいとリリスに言われた服を纏う。

 普段とあまり変わらない黒と灰色を基調とした格好だ。なぜ、これをわざわざ指定したのかは不明。だが、まあ、このあたりについては考える必要もない。いつものリリスの美意識、気分の話なのだろうから。

(……熱が安定していない。この火石もそろそろ期限切れか)

 ドライヤーの調子の悪さを感じつつ髪を乾かしていると、ドアがノックされた。

 その先に居るのが誰なのかは、気配で判る。

「開いている」

 と言うと、シャルロットが入ってきた。

 神妙な面持ちだ。

「どうした?」

「あ、あの、今日はルウォのお祭りですね」

「そういえば、そうだったな」

 完全に忘れていた。

「それより、あれはどうした?」

 その問いに、シャルロットは気落ちしたような空気を滲ませつつ、それを誤魔化すように微笑んで、

「リリスさんなら、ルウォの図書館で調べ物をすると言っていました」

 と、そこで彼女のお腹が、くぅ、と音を立てた。

 瞬間、表情が強張り、みるみる顔が朱くなっていく。

「もうじき昼か」

 祭りとなれば、普段よりも食事出来る場所も多いだろう。

 どの道、昼食はルウォで摂るわけだし、訓練ももう終わった。食事ついでに祭りを見て回ったとしても、特に問題はない。

 ヴラドはベッドから立ち上がり、刀を手に部屋を出て、

「なにをぼけっとしている。行くぞ」

「――ぁ、は、はい!」

 上擦った声で、シャルロットが頷く。

 よほど腹が減っていたのか、ずいぶんと嬉しそうだった。


                §


 ルウォ陣営についてからの食事は、基本的に出前で、屋敷の中で済ませる事が多かった。そのため、ルウォの店というものはほとんど知らない。

 だから、唯一知っている店に立ち寄ることにしたのだが、ドアを開けて早々店主に物凄く複雑そうな表情で迎えられた。それで、ヴラドは自分がこの店で暴れた事を思いだす。

 十二分の弁償はしたはずだが、足りなかったのか。

(……まあ、いいか)

 他の店を探すのも面倒だ。

 店内に他の客はいなかったので、適当に窓側の席に着く。その対面に、シャルロットがおずおずと腰をおろした。

 メニューを見て、とりあえずスープとパンを頼む。祭りで間食もするだろうし、ここでは歩きまわるのに必要な最低限のエネルギーだけを摂取すれば十分だろう。

 シャルロットも同じメニューを頼むと、店主はキッチンに引っ込んだ。

「急いではいない」

 やたらと焦っていた様子だったので背中にそう告げて、注文を聞きに来た時に寄越された水を一口飲む。すると同じようにシャルロットも水を飲んだ。

 たまたまだろうが、なんとなく気になる一致だ。

 シャルロットも同じことを感じたのか、ややバツの悪そうな表情を浮かべて、視線を落とした。

 しばしの沈黙が過ぎる。

 ヴラドはそういうのが別に苦ではないので、別にずっとそれでも良かったが、シャルロットはそうではなかったようで、

「あ、あの、今日はいい天気ですね」

 と、心底でどうでもいい事を話題にしてきた。

「新聞では曇りだったが」

「あ、」

 ちなみにルウォの平均気温はこの大陸の中でもトップクラスに低いので、曇っている方が良いなんて事はない。あと、今居るここは地下である。天気は一切関係なかった。

「え、ええと、ここのお店って以前も来た事があるんですか?」

「あぁ、一度」

「なにを食べたんですか?」

「食べてない」

「え?」

「少し暴れて、それだけだ」

「あ、暴れた? え、ええと、そうなんですか……」

「……」

 水を飲む。

 シャルロットもまた同じタイミングで水を飲み、沈黙。

 さすがにこのままだとシャルロットが気の毒だと思い、ヴラドは少し気になった事を口にして、話題を提供する事にした。

「そういえば、いつもと少し格好が違うな」

 いつもは荒事を念頭に置いて分厚く動きやすい、かつ視認性の低い黒や灰を基調とした簡素な格好である事が多いのだが、今日は違った。ちょっと明るめな色の服を着ている。

「へ、変ですか?」

「別に」

「そうですか……良かったです」

 やや強張っていた頬を緩めつつ、シャルロットは小さく笑った。

 なんとなくだが、ぎこちなかった空気が少し払拭された気がする。

「今日のお祭りは、なんでもこの国の誕生を祝ったものみたいですね。基本的には地下街が主な場所になるみたいですけど、夜は地上で色々な催しが行われるみたいです。花火なんかも上がるみたいですよ」

「花火か。戦場で似たようなものはよく見るが、何が違うんだ?」

「それは、多分、色とかカタチとかだと思います」

「そうか」

「あ、あの、良ければ見に行きませんか? せっかくのお祭りですし、そ、その、ご、ご褒美として、付き合ってくれたら、嬉しいなって……」

 ごにょごにょと、消え入りそうな声でシャルロットは言った。

 ご褒美というのは、昨日の戦果の事か、それともサラヴェディカに嵌められて窮地に立たされた時の貸しの事を指しているのか、少し読めなかったが、まあどちらにしても問題はない。

「そんなのでいいのか?」

「は、はい。……それが、良いです」

 分かった、と頷いたところで、食事が運ばれてきた。


                §


 ゆっくりと食事を終えて店を出ると、地下街は昨日と比べ物にならないくらいに活気に溢れていた。

 店に入った時はまだ始まっていなかった祭りが、いよいよ本格化したという事だろう。

 街のいたるところに出店があって、地下の大広場では射的だったり踊りだったり占いだったり、色々な催しが開かれていた。

 その中の一つを前に、ヴラドはふと昔の事を思いだす。

 ルナとの思い出だ。

 彼女が正しく神子としての力を揮えるようになったのは別たれた後の事だが、一緒に居る頃から小さな魔法は使えていて、つかの間の自由を得る事は出来ていた。その自由を使って、村の祭りで行われていた踊りを真似て二人で踊った事があったのだ。

 いつか外でお祭りに参加して、一緒に踊れたらいいのになって、願っていた。

(……忘れていたな)

 どんな些細な事だって覚えているつもりだったが、十年という年月は、それを許してはいなかったという事なのだろう。

 胸が酷く痛くて、だけど懐かしさは温かくて、感情をとどめておくのが苦しくなって息を吐く。

(今なら、もっと上手く踊れたんだろうがな……)

 そうして感傷に浸りながら、それでもしばらくダンスを見入っていると、きっとそれが意外だったのだろう。

「もしかして、その、ヴラドさんも、踊りに興味あったりするんですか?」

 と、酷く躊躇いがちにシャルロットが訊いてきた。

 別に隠す事でもなし、ヴラドは素直に思いだしていた事を口にする。

 これまでのシャルロットだったら、多分、そうだったんですか、と相槌を打ってこの話題は終わっていただろう。けれど、今日の彼女は違った。

 そのルナに何度か会ったと、口にしたのだ。

 会った事自体に驚きはなかったが、何度かという部分には少し引っ掛かった。けれど、多分、邪推するような理由ではなく、ただルナが気に入ったのだろう。或いはそれはシャルロットがヴラドの傍にいて、ヴラドの魔力を多少は纏っていたからなのかもしれないが。

「ルナさんって、どんな人だったんですか?」

 黙っていた事を謝ってきた後、シャルロットはまたそんな事を訊いてきた。

「どんな、か……」

 説明は難しかったが、忘れていた事実が許せなくて、ヴラドは必死に記憶を辿りながらルナについて話す。

 話しながら、自分自身が忘れていた事をいくつか思いだした。

 思えば、彼女の事を誰かに話すのは、これが初めての事だったのだ。リリスには話す必要もなかったから、まあ当然と言えば当然で、彼女の事を誰かに知ってもらいたいなんて、今まで一度も思った事がなかったのである。

 ただ、シャルロットはもしかしたら全てが上手く行った先で、彼女と仲良くやっていけるかもしれない人間だ。だからこそ、自分も口が軽くなっているのかもしれない。そんな事を思いながら、昔話に花を咲かせる。

 ヴラドとルナという名前が、村にあった冒険小説のお姫様と騎士から拝借したものだという事。その小説で一緒に文字の勉強をした事。いつか外に出て、自由に旅をしてみたいな、という夢を語った事。

『大切な相手とは対等でなければならないんだよ』とかいう理由で、食事を分けて貰っていた事。

 今にすればささやかな全てが、あの時は星のように遠かった。

「……あいつは、元気だったか?」

 ひとしきり話したところで、今度はこちらが訪ねる。

 シャルロットは記憶障害の事、マイペースそうだった事、そしてルシェドが酷く特別視している感じがした事なんかを話してくれた。

「そうか」

 ルシェドの口からでは全く信用できなかったが、シャルロットが言うのなら本当にそうなのだろう。

 安堵を覚えつつ、これではまるでこちらが報酬を貰っているようだと思って、

「なにか、するか?」

 と、なんとなくそんな事を提案した。

 すると彼女は、いつものように十秒近く悩んでから、

「せっかくだから、一緒に踊ってみたいです。私も、その、昔は社交界の為に踊りの練習をしていたことがあったので、ちょっと懐かしくなっちゃって……ダメ、ですか?」

 と、訪ねてきた。

 こちらが振った話だ、断る理由もない。

「こちらは訓練なんてしていないが、それでもいいなら」

 そう言って、ヴラドは軽快な音楽が流れている地下広場の中心に向かって歩を進めた。


                §


 躾の一環で習ったダンスが、まさかこんなところで役に立つなんて思っても居なかった。この手の教養にいい思い出は何もなかったけれど、それが全部報われたような気分だ。

 身体に染みついた技術は、年月を経ても錆びついていただけでなくなってはおらず、すぐに巧く動いてくれた。

 おかげで、ヴラドをエスコートするなんて貴重な体験が出来た。

 彼がどうして踊りに付き合ってくれたのかはわからない。ルナの事を思いだして、彼女の事を思いながら踊っているのかもしれない。そんな事を考えると胸が苦しくなって仕方がないが、今はこの苦しみを受け止められる。

(……私は、この人が好き)

 報われない想いだ。

 だってルナも、忘れてなお彼の事を求めている。その間に割って入ろうだなんて、とても思えない。

 ただ、好きで居る事自体は罪ではない筈だ。

 今日だけ、少しだけ夢を貰って、それで終わり。

 だから、今日だけは積極的に、シャルロットはヴラドとの思い出を増やしていった。


                §


「さっきから、なにをしているんだ?」

 広場手前の街路に身を隠しながら二人の様子をうかがっていたリグチラに、ロロントの声が届けられた。

 一人で行動するよりも二人で行動した方が、こういう祭りでは動きやすいという事で巻き込んだのだが、彼はあまり乗り気ではなさそうだった。ただの気晴らしだというのに、自分の護衛をするのだと息巻いている。

「好きな人を相手に頑張っている友達の尾行だよ。実に少女らしいだろう?」

「やっている事は、あのモルガナっぽいが」

「あそこまで極端ではないよ、臓器の中まで覗き見たいなんて思っていないしね。この祭りの中だけの、ちょっとした好奇心だ。偶々見かけたから、普通に追える程度の尾行をしていたというだけ」

「どちらにしても健全とは言い難いだろう」

「そうなのか? 小説の少女は大体しているんだけど」

「そんなものを基準にするな」

「そうは言っても、小説の登場人物以外で同年代の普通の少女など私は知らないしね。そもそも、君が言う健全とはどういうものを指すんだ?」

「自分も好きな相手を見つけようとか、そういう感じじゃないのか。少女らしいことが恋であるのは、まあ、間違いないだろうしな」

「つまりは略奪愛をしろという事か、それも健全ではない気がするが」

「奴が好きなのか?」

「彼女を殺したいと思った事はないね。だから、多分、そういう好きではないのだと思う」

「その考えも極端な気がするが――っ、な、なんだ?」

 おもむろにぐいっと顔を近づけると、ロロントの表情が強張った。

「今、私が好意を抱いている人物を上から順に見て行って、その中で十四歳の少女が恋をしそうな相手を探してみたんだが、目の前にいた」

「……歳の差を考えろ。それに私は普通じゃない。普通の少女をやりたいのなら、普通の相手とするべきだ」

「確かに、それもそうか。……では、彼にしようか」

 視線を彷徨わせて、自分とすぐに恋をしてくれそうな相手に向かってリグチラは歩き出す。

 ちなみにだが、今ロロントは変身させているが、リグチラは本来の姿をしており、これが極めてプライベートな時間である事を物語っていた。

「ま、待て、あんなチャラ付いたやつ、ダメに決まっているだろう?」

 女性に声をかけて振られていた男性の元に足を運ぼうとしたリグチラの手を、ロロントが掴む。

 続けて、

(その通りだ)

 と、契約相手であるヌゥスーまで頭の中に聲を響かせてきた。

 どうやらよほどダメな相手だったらしい。

「健全な少女は、夢見がちであっても第一に自分を大事にするものだ。そこを間違えるな」

 手を離したロロントが真剣なトーンで言ってくる。

「貴方たちはまるで過保護な保護者のようだな。……けれど、それはそれで普通の少女らしいのか」

 小説に登場する父親もそうだったし、悪くはない。

「では、今は父親と仲のいい普通の娘を満喫するとしよう」

「父親か、そこまで歳は離れていないと思うが」

 やや難しい貌でロロントは言う。

 彼の年齢は確か三十五歳だったので、十四歳の娘が居てもなんらおかしくはないのだが、独身の身だからだろうか。

「なんだ、お兄さんがいいのか? お兄様? お兄ちゃん? 兄上?」

 どのような呼称がいいのか、彼の反応を探りつつ言葉を並べてみる。

「……止めてくれ」

 今度は恥ずかしかったのか、顔がやや赤かった。

 よく判らない感情だが、なんだが酷く日常的なやりとりに思えて、リグチラはくすくすと微笑み――と、そこで視界の隅に見知った顔を捉えた。

 ククル・オーウェンだ。傍らにはラミアの姿もある。

 向こうは向こうで交流しているのだろう。ただ、なんだろう、以前よりも両者の空気感がおかしい。

「どうした?」

 普段の空気に戻った事に気付いたロロントが眉を顰める。

「……いや、契約は無事に済んだみたいだ、と思ってね」

 空白だった場所に何かが入っていたのを、開いた魔眼が教えてくれていた。

 ただ、何と契約したのかまでは判らない。というより正しい契約手順で行われたのかさえ怪しい感じだった。

 そもそも、この時期は選択肢がまだ多くない。契約を行うなら、もう少し先が良い筈。だからリグチラも泳がせていたのである。

(不測の事態でも起きたか……)

 少し考えて、意識を二人から外す。

 既に契約が果たされた以上、こちらが出来ることはないからだ。

 ならば明日以降に調べればいいと、リグチラは祭りに気持ちを戻し、

「……」

 シャルロットたちを見失ってしまった事実を前に、少しだけ残念そうに息を吐いた。


                §


 色々と廻っているうちに夜になった。

 時間の経過はあっという間だ。それだけこの時間は特別だったという事でもあるのだろう。

 込み上げてきた名残惜しさを噛みしめながら、シャルロットはヴラドと共に地上へとあがった。

 普段はあまり人のいない地上だが、この日だけは別だ。

 深々と降り注でいた雪の中に、多くの人が佇んでいる。

 地下と違い、地上の雰囲気はどこか厳かだった。祭りの種類が変わったのだ。

 愉しむためのものではなく、噛みしめるための、静かに今の価値を享受するための祭事。

 それを物語るように、空から降りてきていた雪が浮上し、視界を遮断するものがなくなった中空に皇帝ルウォの映像が浮かび上がった。

 その瞬間、全身が慄くほどの恐怖と恍惚に襲われる。

 支配の王の絶対的な権能。誰もそれに抵抗しようとはしない。

 異様な光景だった。異様と思えるのは、ヴラドが手首をつかんで、魔力でその毒気を払ってくれたからだ。

 温かいを通り越して、火傷しそうなくらいに熱い手だった。

 ヴラドは鋭い表情で、支配の王が並べるこの国の歴史に耳を傾け、

「あれが、アルドグノーゼか」

 ぽつりと呟いた。

 その言葉で、先日会った彼とは中身が違うのだという事を、シャルロットは理解する。

(たしかに、言われてみれば……)

 ルウォは常に退屈そうというか退廃的な感じだったけれど、魔法で表わされた極めて巨大な映像に映る彼には熱があった。全てを見下ろして、全てが自分を見上げている様に心底酔いしれているような熱が。

「……場所はターカスの傍のようだな」

 つまり、これはリアルタイムの演説という事である。

 彼は長々と自国の歴史を語り、自身の功績を語り、それから極日の儀式について語り始めた。

 その儀式を行えるただ一人になる事によって、この国は今以上の安寧を手に入れられる。だからこそ、この国の為、なにより自分の為に全てを捧げよと、最後に彼は高らかに言い放つ。

 数秒の静寂の後、盛大な歓声が上がった。

「「全てはアルドグノーゼ様の為に!」」

 耳を劈くほどの大合唱に、屋根に積もっていた雪が落ちる。

 アルドグノーゼは満足そうに頷き、

『素晴らしき臣民たちに、今年もまた、私がこの国の煌めきを顕そう。この光は諸君らの不安を消し去り、大いなる願いの種ともなる事だろう』

 その言葉と共に映像が途切れた。

 それを皮切りに、地上と空から花火が上がる。

 恍惚の中で見る光の音のアートは、たしかに神の褒美のようでもあった。

 まあ、皇帝の姿に悍ましさを覚えていたシャルロットにとっては、水を差された形でしかなかったが。

 ともあれ、気を取り直して花火に眼を向ける。

 ヴラドもぼんやりとした視線を空に向けていた。その姿が、初めてクリスエレスを出た夜と重なる。……だからだろうか、シャルロットは希望を謳った神の言葉に乗っかるように訪ねた。

「ヴラドさんは、もし、なんでも願いが叶うんだとしたら、何を願いますか?」

「別に何も」

 即答だった。

 まったく興味がないいった様子だ。

「本当に何もないんですか? もちろん、支配の力を使ってという意味じゃなくて、本当に何でも叶う場合の話なんですけど」

 食い下がると、ヴラドは少し考えるような間をおいてから、

「そうだな、全てが終わった後も、お前にはルナの味方でいて欲しい。……あぁ、もし願いが叶うというなら、俺はそれを願おう」

 どこかでも静かな声で、そう答えた。

 それすら叶う事を期待しない、あまりにも寂しい声だった。


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