表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
2/4

2、全てを辞めたその時

.....。

果たしてこれが正解なのかどうかは分からないが。

その中で俺達は噴水のある公園に集まる。

小さな緑と名の付く公園に大きな噴水。


なので省略して噴水とか呼ばれている場所。

この噴水は戦後直ぐに出来たとか聞いたが詳しくは知らん。

その場所に褐色肌の二の腕を出している少女が居た。


少女はボーイッシュな美少女。

顔立ちは小さく男の様な髪型のちょっと長いバージョンをしており。

頭に兎の髪留め.....その顔は滅茶苦茶に顔が厳つい。

俺はそんな兎を見ながら、大丈夫か、と聞く。

すると兎は、無事に見える?これが?、と怒った様に言ってくる。


「何考えているの?あの女。.....やっぱり信じられなかった」


「.....落ち着け。.....最初から多分、俺達は手駒にされていたんだわ」


「こんな事になるなんて.....穢らわしい」


「まあ確かにな。.....それで復讐なのか」


「そういう事。私は絶対に許せない」


「具体的には聞いたがマジにするのか」


「動画を公開してあげようって思ったけどそれ以外に方法が無いか探ってみる。私達が被害を被ったら仕方ないし」


言いながら俺を見てくる兎。

軽いボーイッシュなスタイルをしているのと短パンで.....目に毒。

俺は軽く赤面しながら俺は、まあ兎が言うなら、と答える。

すると兎は、でしょ、と言ってくる。


「私だって.....」


「.....私だって何だ」


「.....何でもない.....私は貴方が桃に取られるのが嫌だった。.....だけど仕方が無く渡したらこの様よ。俊樹の事を何だって思っているのか」


「.....そうだな」


そんな言葉を話しながら俺は噴水を見る。

因みに時期は7月である。

クソ暑い為にこの噴水が.....結構役に立っている。

出る勢いで水飛沫が上がるし。


「ちょっと。ねえ。聞いてる?」


「あ。ああ。聞いてる。.....すまん。暑くてな」


「確かに暑いけど今はそんな事じゃ無いでしょ」


「.....まあそうだ.....な」


「復讐する過程を考えないと。.....この先もどう振る舞うかとか」


「.....まあ確かにな。.....俺としては普通に振る舞って復讐するべきだって思うが」


相手が誰かも分からん、と話す。

すると、石を蹴りながらヒントは無かったの、と聞いてくる。

俺は、まあ無かったな.....、と顎に手を添える。

男は撮影係の様に見えたしな。

思いながら兎を見る。


「.....何れにせよだけど。物凄く気持ち悪い。その男もそうだけど。このまま終わらせられない」


「.....そうだな」


「私は絶対に許さない。.....でも今は具体的な証拠が無いから平穏を装うのは賛成だね。.....地獄に徐々に堕としてやる」


「.....所でお前は何でそこまでしてくれるんだ」


「私?.....言えない。だけど.....まあ色々あるの。さっきも言ったけど」


そう言いながら兎は後ろの噴水の石段に腰掛ける。

それから、ああ鬱陶しいな、と靴下を脱いだ。

そして足元に土足で足を置く。

足の裏が汚れるって、とツッコミを入れるが。

今はこうしないと気が済まないから、と立ち上がる。


「あー。.....何でこんなモヤモヤした気持ちを抱えないといけないんだろ」


「まあそれは確かにな.....モヤモヤするよな」


そんな感じで納得していると兎が、そういや今度大会があるの、と言ってくる。

俺は、あー。あれか。陸上の?、と話した。

その言葉に兎は、うん、と言葉を発する。

じゃあ応援しに行かないとな、と俺は告げた。


「.....あ。そうだ」


「.....何だ」


「当然、桃も呼ぶ事になるかな」


「桃?.....そうだな。.....呼ぶ事になるんじゃないか」


「じゃあ明日からやりますか」


「成程な。桃に対してな」


俺は眉を顰めながら目の前で運動の様に足を上げたりしている兎を見る。

思っていたけどコイツ裸足が好きだな。

考えながら、お前って裸足が本当に好きだよな。マジに、と聞く。

兎は、うん。そもそも裸足になって遊ぶの好きなの俊樹のせいだけど、と向いてきながらキョトンとする。

俺のせい.....ああ。


「改めて聞くけど何で絵の全てを辞めたの」


「.....良いだろそれは出さなくて」


「.....絵をしていたから絵の具で模写していたりしたりして裸足が好きになった。.....私は裸足の素晴らしさを教えてくれた.....俊樹。何で」


「.....」


言葉に何も言えなくなり横を見る。

そうしているとゴロゴロと音がして突然、大雨が降り出してきた。

俺達は突然の事にビックリしながらそのまま屋根の下に行く。


そして兎に、大丈夫か、と聞く.....透けていた。

雨に濡れたりして下着が.....見えている。

それに気付いた兎はハッとした。


「ちょ!こっち見ないで!?」


「す、すまん!」


胸元を隠して、ガルル、と威嚇して赤くなる兎。

流石に俺が見ると恥ずかしいらしい。

可愛らしい姿だが。

淫乱で見られても平気そうなクソバカも居るのにな。

何故.....こうなったんだろうな.....。

.....。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
[気になる点] これはまさかマッ……いやまだだ まだわからない
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ