予言者の物語 設定
・美咲・デュボア
フェルンは「クレール地方、ルポセ村」出身のエルフ。
年齢としては四百歳にならない程度、外園の生まれ故郷である「オンブル地方、ゾキュペ村」が滅んでから生まれ、その頃には「ウィアデストロイド」という振興の村が建設されていた為、そのことを知らない。
幼い頃はクレール地方に伝わる祭事用のワイン「クレール」の葡萄踏みの少女として生きていたが、両親が欲をかきウィザリアへと移住、したかの様に思われたが、実際は奴隷商によって買い取られていた。
奴隷商から引き取ってくれた「師匠」と呼ばれていた人間を尊敬しており、その師匠が無類のアルコール好きであった事から「バーデュボア」という船上バーを開くに至った。
外見はポニーテールの金髪に翡翠色の瞳、パンツスーツという男装の麗人と言う言葉が似合うであろう外見、性格ははきはきとしていて、時折追憶に浸っている姿を見せる。
・ディー・セレスティアル
ドラグニートの北西の都市「テンペシア」近郊の街「アルノ」出身の竜種の亜人、竜種の亜人らしく、人間より大きな体躯に風色の鱗、鼻はマズルになっていて、髭は歳を重ねるごとに伸びていく、そんな特徴をもった、革のつなぎに身を包んだ竜人。
幼少より行商人の家系の出自として「特派員」の意味合いも持っていた、外園とは外園がジパングに行くにあたっての品物のやり取りの為にテンペシアから直々に命を下されていた、享年五百五十歳。
泣き虫だ、と本人談な程には涙脆く、外園や美咲の話を聞いては涙を流していた。
・ハオ・ケイル
ケイルの家系、と呼ばれている、赤毛が特徴的な一族の宗教学者、外園と出会ったのは十歳の時、父であるテオ・ケイルに試練としてソーラレスの仏門を学びに行ってこい、と言われ故郷であるノースディアン北部「ニエベ」を出た。
赤毛のポニーテールに青い瞳が印象的な女の子、そばかすは本人にとっては治したいコンプレックスなのだとか。
性格としてはおっとりとして少しどんくさい、茶を淹れさせると一級品。
享年八十歳。
・キュリエ
フェルン北「オーブ集落」にて生活をしていたダークエルフの少女、であったはずなのだが、集落のダークエルフにとっては邪魔な存在として扱われ、集落を追い出されてしまっていた。
ダークエルフの末として暴走するか、他種族の血肉を啜って生きていくか、どちらかを選ばなければならなかった、ダークエルフとしての被害者。
性格は天真爛漫、他種族と仲良くなりたいと願っていて、それが転じて「フェルンにとっても、ダークエルフとして静かに暮らしたい存在」にとっても、邪魔な存在と認識されてしまっていた。
鋭い爪に紫色の肌、白いぼさぼさの髪の毛に紅い瞳は、ダークエルフの特徴。
・ジェライセ
ゾキュペ村近くのダークエルフの集落「ニール」に住んでいるダークエルフ、外園達「探検仲間」が村の外に初めて出た日、たまたま狩りをしていてゾキュペ村の近くを通った、その為に外園達と関わる事になった。
博識な青年として、ニールの中では発言力がある方なダークエルフで、外園達エルフや他種族を招き入れた理由は「真実を知ってほしいから」という素直な心からだった。
・ゾキュペ村
外園が幼少を過ごした村、地域としてはフェルンの北部「オンブル地方」の一部に位置する、人口百名程度の小さな村だった。
外園がアンクウとして覚醒したのと同時に村人が全員消滅、以後百年ほど浜名の乱れによって神木が機能を停止、村としての体裁を保てなくなってしまっていた。
伝統の品として「ゾキュペ柄」と呼ばれる柄の布が有名だった、が「ダークエルフによって滅ぼされ、その伝統も滅んでしまった」とフェルン正史には記されている、現在の名を「ウィアデストロイド」名産品も変わってしまい、現在の村ではウィスキーの蒸留を主産業としている。
・ルポセ村
フェルンは東「クレール地方」にある小さな村、村全体と言うべきか、地域全体において「クレール」と言うワインの生産が盛んで、クレールは「精霊に捧げる神酒」として意味合いが強かった、それを美咲がクレール側に交渉して、限定的に流通させるようになった。




