第47話 一月ぶりのキャンプ
長々と待たせてしまって申し訳ありません!!
第3章はキャンプから始まります!!
と言ってもそこまでの長い時間では無いですけど(笑)
ライベリットの街を出発した僕達、
ただ歩くも行き先も分からない道を歩き続ける為、近づいてるのかどうかも分からない。
馬の近くを歩いてる僕、リオさん、ミュラの3人が辺りを警戒してるが、モンスターの気配は今の所無い。
それでも、次の町に辿り着けるかどうかが心配だ。
ただ、それよりも驚いてるのが馬だ。
御者のお兄さんやラウちゃんが言ったあの噂、確かに逃げ出すんじゃないかという不安が有ったが、今の所そんな雰囲気が見られない。
「ベル様、この馬の名前どうします?」
荷台の中にいるラウちゃんから声を掛けられた。
確かに言われてみると、馬という名前だと馬も可哀想になるな。
馬だって名前が欲しいかもしれないし、僕達が名前で呼び会うのを聞いてて嫌な気分かもしれない。
僕は、歩きながらこの馬の名前を考えた。
「ん~中々思いつかないな。」
そんなこんなで、考えに考えた名前は…。
「バラッドって名前はどう?」
「ヒヒィーン!!」
「お、喜んでますよ、もしかして気に入ってるんじゃ?」
リオさんの言う通りかもしれない、馬は僕が決めた名前を聞いた直後、顔をすり寄せて来たからね。
名前が決まって嬉しいのか、それとも名前の内容に喜んでるかは分からないが、とにかく嬉しそうで何よりだ。
「じゃあ、決まりだね、この馬の名前はバラッドにしよう!! バラッド、これからも宜しくね!!」
「ヒヒィーン!!」
バラッドはとにかく嬉しそうだった、ただ嬉しさのあまりに手綱を引いてるザン君がちょっと危なそうだった。
僕は、バラッドをなだめて何とか落ち着かせる。
「バラッド、嬉しそうだな。」
「ベルさん、そろそろお昼にしません? ちょっとお腹も空いてきたので…。」
ここで、マシューからお昼にしないかと提案が…
周りもマシューの言う事に便乗しお昼にしないかと言い出してく。
確かに歩いてたのとバラッドの名前を考えていた事で、空腹になっていた事に気がつかなかった。
僕も今になってお腹が空いてきた…。
「分かった、じゃあここでキャンプして、お昼にしよう。」
ここままだと、歩く事も出来なくなってしまうと思い僕達はここでキャンプをする事にした。
ガサガサ…
「テント、張り終えました。」
「OK」
「火起こしやったぞ。」
「ありがとう!」
それぞれの役割は、
ザン君がテント張り、ミュラが火起こし、マシューとラウちゃんが水調達、僕とリオさんが食材調理だ。
「こんなサイズで良いでしょうね?」
「良いと思うよ、後は火に掛けて調理するだけだから。」
「お水、持ってきましたよ!」
「良し、じゃあ鍋に入れよう!」
グツグツ…
「そういや、まだソイソースの瓶ってある?」
「あるけども、さっき入れただろ?」
「いや、皆お好みで味を加えておけば良いかなと思ってさ。」
「成る程な、じゃあ僕がその皿を用意してやるよ。」
久々のキャンプの為か、本当に楽しく料理をする僕達、出来上がった料理をそれぞれ皿に乗せて食べていく。
「久々だな~こうしてキャンプして食べるの。」
「そうだね、もう一月ぶりだね。」
「ベル殿、料理けっこう出来るんですね。」
「当たり前だよ、僕とミュラはずっと2人でキャンプしたりしてきたから。」
「スゴいな~あ、そうだ。 バラッドちゃんにもご飯食べさせないと。」
ラウちゃんが食事の途中でバラッドのご飯をやり始める。
「バラッドちゃん、ほらニンジンとリンゴ、一応ニンジンは加熱しておいたから。」
ラウちゃんが餌付けをすると、バラッドは食べ始め、完食するとお腹も満たされたのか大喜びした。
僕達もご飯を食べ終えると、お腹が満たされたのか…少しばかり眠くなってしまう…。
「ふあぁ…どうしよう…寝ようかな…? でもな、物が取られるかも知れないし…。」
「ベルさん、取り敢えずもう一頑張りしましょう! 夜まで歩かないと!」
「そうだった…頑張ります…。」
リオさんに活を入れられ、眠気を何とか堪えて、僕は再び旅の出発準備を整える事に。
使った食器も既に洗ってる為、後は荷物を持つだけだ。
「ベルさーん、早くー!」
「あーうん、分かりました。 今、行きます。」
マシューに来いと言われるも…まだ頭がボーッとしてしまってるが、それでも次の目的地の為に歩かないとな…。
次の町はどんな町なのか…まだまだベル達は歩く…かも?




