第12話 第2の街「ザラール」
日常篇みたいな感じですいません(^^;
「ふぅ…どうやら辿り着いたか…。」
「長かったですね、ここまで辿り着くのに一週間はかかりましたからね…。」
僕達は再びとある街へと到着した。
この街は一体何て名前なのか…聞き込みをする事に…。
「あの、すいません。」
「おう、なんだ兄ちゃん?」
「ここって何という名前の街なんですか?」
僕は野菜売りをしてるおじさんにこの街について聞いた。
「あぁ、ここは[ザラール]っていう街だ。 ここは、新鮮な野菜やお肉が売ってる、別名[食の街]とも言われんだ。」
「へー…そうなんですか…。」
どうやらこの街の名前は[ザラール]という街の名前らしい。
しかもおじさん曰くここは[食の街]とも言われてるようだ。
するとおじさんからこんな事を…
「なぁ、兄ちゃん達、この近くにあるミラアリドって街知ってるか?」
まさかの[ミラアリド]という言葉が。
「えぇ、実は僕達そこからやってきたんです。」
「ほう、そうなのか? なら、兄ちゃん達はミラアリドの有名な料理屋を知ってるか?」
「あーあの、お店ですか? 確かにあのお店の料理すごく美味しいですからね。」
「そりゃそうだろうな、あの店に使われてる料理の食材はこのザラールのを使ってるわけだからな。」
「あー成る程!!」
何と驚きの事実。
[ミラアリド]で食べたあの料理の食材はこの[ザラール]で作られたものだという。
本当に驚きだ…。
それならここが食の街と言われても文句は無いね。
「何ならそのミラアリドの店はこのザラールの店の姉妹店みたいなもんだ。 本店の味も一応確かめておきな。」
何とおじさん曰く、このザラールの料理屋こそが本店だと言う。
僕達は、詳しい話を聞いた後、おじさんにお礼を言ってその場を去った。
「ベルさん、ここにはどのくらいいる予定ですか?」
「ん? あー…そうですね…まあ前と同じ様に一週間…いや10日程いても…良いかなと思いますね。」
「どうしたんだベル、そんな滞在するなんて…お前、もしかしてミラアリドの料理が美味しかったから、その元でもあるここでの食事にありつきたいんじゃないよな?」
「ありゃ、バレちゃった?」
「フフフッ…。」
どうやらミュラには気づかれてしまった様だ。
まあ…あの料理思いの外美味しすぎたからな…。
その影響も有って、滞在する日数を多くした。
「まあ…その際には、良いバイトを見つけないと大変だな。」
「へへっ、そうだね。」
長い滞在になるとなれば、生活費も作らなきゃならないし、何よりも3人に増えたから出費も多くなる可能性もある。
「なら、私も二人のお手伝いの為、働きますね。」
「いや…リオンさん、そんな無理しなくても…。」
ミュラがリオンさんの労働に困惑を見せる…。
「まあ、今回に関しては資金も十分あるし問題ないですよ。 ミラアリドの時は、資金を稼ぐために無理に働かせてしまいましたから…今回は…。」
僕もミラアリドで働かせてしまった事に負い目を感じ、今回は大丈夫とリオンさんに伝える。
しかし…
「いえいえ、むしろ私。 王室での暮らしよりもこういう所で普通に働くのが嬉しいんです。 それに私はもう王室の関係者じゃない普通の女の人です。 だから、お願いします!」
と深々に僕達に頭を下げてお願いしてくる…。
これに対して僕達は…根負けしてしまい…許可する事に…。
とはいえ、彼女に無茶な仕事をさせる訳にはいかない…。
考えた結果、
僕は飲食店のバイト
ミュラは荷物管理のバイト
問題のリオンさんは…図書のバイト
という事になった。
その日の夜…バイトが終わった僕達は
昼の間に決めておいた宿屋で合流。
「僕は11000ロドかな。 今日稼いだのは。」
それぞれの稼いだロドの額を報告する事に。
「うわ…そんなにか…僕は、9000ロドだな。 管理と言ってもそこまでの重労働では無いからね。」
「私は9200ロドです。 図書と言っても、本の位置を確認したりする作業なので。」
今日稼いだ僕達のロドの額は合わせると…3万弱…。
うん中々稼いだと言っても過言じゃないね。
それに僕達の泊まってる宿は、1日1人辺り2000ロド。
だが、複数の人数で泊まるとなれば少しばかり割引がされる、2人だと500ロド、3人だと1000ロドと1人増える度に500ロド安くなるのだ。
その為、僕達は1日5000ロドでこの宿屋を使う事に。
「そうなると明日はどうなるかだな。 やっぱり、3人で同じバイトをやるか?」
「確かにそうすれば、効率は良いですね。 それに仲間内でアドバイスも送れますし。」
「分かった、じゃあ明日は僕の働いた飲食店でバイトしよう。 あそこは賃金も高いから、3人だと十分な資金が稼げる。」
「分かりました。 じゃあ、明日に備えて寝ましょうか…お休みなさいませ…。」
こうして明日の予定も立てた僕達は、明日に備えて眠りにつく事にした…。




