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第8話 まさかの…

素材調達が終わった後、僕達はまた宿に戻り。

薬を作り始めた。


「何と言うかすまないね、ミュラ。」


「何も問題は無いよ、人を助けるのは当然の事だからね。」


「僕と旅に付き合ってるのも…本当に申し訳ないな…。」


「まあ、そういう僕もお人好しなのかもね(笑)」


こういった会話をしながら薬を作っていると…

お腹が空いてきてしまった…。


「なあ、ベル…。 お腹減ったな…。」


「あぁ…そうだね…。 まあ、運動を行ってきた様なもんだからね…。」


やはり先程の戦闘が影響してしまったのだろう…。


「一回、作業を中断して料理屋に行こうか。」


「そうしようか。」


ここで、僕達は腹ごしらえの為、一度作業を中断する事にした。

宿屋を出て、料理屋へ向かう。


「どんなお店が良いかな?」


「この前、働いてたお店はどうかな? あのお店、カレーだけじゃなくてドリアとかパエリアとか色んな料理あるみたいだし。」


「あっ、そうだな♪」


少し前に働いてたお店でご飯を食べる事に。


「急ごう!! あのお店、結構人気だからさ長い間待たされるかもよ!!」


僕達は急いであのお店へと向かった。








そして…


モグモグ…


「フンフンフン~美味しいな~!」


「いや~待ったかいが有ったね~!」


僕達は長らくお待たせして、ようやくご飯にありつける事が出来た。

やはり人気店だけあって本当に美味しい。

僕の頼んだ「自然たっぷりパエリア」は、山、川、海の3種類の幸をふんだんに使われたパエリアは本当に美味しい。

ミュラの頼んだ「鹿肉シチュー」はミュラの口に有っていて本当に満足そうで良かった。


「川魚ってどうしても、繊細な味だから海や山に消えてしまいそうだけどしっかり味が有るわ。 そりゃ人気出るわ。」


僕が料理の感想を言っていると。


「あっ! やっぱり、ここにいた!」


と、どこかで聞いた事のある声が聞こえた。


タッタッタッ…


「どうも、先程はありがとうございました!」


「あれ? お姉さん…もしかして? あの時の?」


何と僕達に話し掛けてきたのは、つい少し前に助けたあの女の人だった。


「ありゃりゃ、こりゃまた偶然、さ、さ、席にどうぞ。」


ミュラは空いている席に彼女を座らせた。


「いや、どうしたんですか? 突然?」


「実は街中で、お二人に似た人を見掛けたのでもしかしたらと思い。」


「成る程ね。」


「いや、しかし同じ街にいるとは思いにもよりませんでしたよ。」


「確かに。」


僕達の会話は弾んで楽しくなってきた。

そして女の人からこんなお願いが。


「あの、実はお願いが有って二人に…。」


「ん? お願いですか?」


「あの…私を貴方達と一緒に旅させて貰えないでしょうか?」


「…へ?」


何と女の人から一緒に旅してくれとのお願いが。

どうしてなのかと理由を聞くと…。


「お二人に助けられた恩が返したくて…それで…。」


恩返しがしたいとの事、まあ確かに別に断る理由は無いけども…

良く見るとこのお姉さん、スタイルも顔も中々良いんだよな。

こんなキレイな人を仲間に迎え入れて大丈夫かな…?


「良いんですか? 男二人に女の貴女が入るんですよ?」


「いえいえ、そんなお気になさらず! 貴方達に恩を返す為なら、構いませんよ!!」


「ふーん…分かった。 それなら、宜しくお願いします。」


「はっ! ありがとうございます!!」


僕は、女の人の強い思いを感じとり仲間として迎え入れる事にした。

ミュラもその気持ちを理解してなのか、何も言ってこなかった。

こうして旅の仲間が1人増えた。


急展開ですが仲間がもう一人増えました。

彼女の正体や過去は次の話で明かします。

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