第7話 女が襲われた原因、真実
少し長めですいません(汗)
僕達は、あのパーティーから女の人を何とか助けたが…
しかしながら、僕とミュラはこの人と会話が出来ない…。
それはそうだろう、僕達はあの連中をボコボコにしてる場面を目の当たりにしたんだからな…そりゃ気まずい…。
僕達の後ろをついてくるものの…やはり、気まずい雰囲気だ…。
「…なぁ…どうしたらいい…? やっぱあんな場を見てたから話しづらくなってるんじゃ…。」
「いや…まさかあんな事になるとはね…。 僕もつい…。」
どう打開しようかと…小声で2人共に話すが…
どう考えても解決策は出てこない。
何と言うか…自分で蒔いた結果なのかもしれないな…。
(どうするべきか…。)
困り果てていた時だった。
「あの…。」
「えっ!? あ、はい? な、何でしょうか?」
何と女の人から僕達に話し掛けてきた。
まさかの展開につい僕は焦って返答してしまう。
女の人は僕達に対して
「先程は…ありがとうございました。」
「えっ?」
何とまさかのお礼を言ってきた。
意外な展開に僕もミュラも驚く。
「あの…お礼してくれてありがとうですけど…。 僕達、結構エグいような感じで敵を叩きのめしたんですよ? 怖くなかったですか?」
僕は女の人にさっきの場面について聞いてみた。
そしたら…彼女は…
「いえ…むしろ、ありがたかったです…。 これで…彼女の無念が晴らせましたから…。」
「無念? どういう事ですか?」
女の人は無念が晴らせたという事だけど…一体どういう事なんだ?
ミュラがそれを聞く。
「はい…実は…私、もう一人の仲間と一緒に旅をしてたんです…。 けど、その途中で…あのパーティーに出くわして…。」
何と女性は、二人で旅をしていたという事らしい。
その途中で…不運にもあのパーティーと出くわしてしまったとの事。
だが…
「あの連中程度なら…何も問題なく返り討ちに出来ると思ったんですけど…その道中で何か有ったんですか?」
僕は、不思議だった。
見るからにも彼女は戦闘慣れしてる感じがするし、何よりもあの連中は威勢だけのすっからかんな連中だ。
人数の不利は有っても、簡単に倒せると僕は思ったが…。
「実は…野宿してる所を狙われてしまったんです…寝込みの所を…。」
「寝込み!? そうか…。」
寝込みを襲うとは…何て連中だ…そりゃ、太刀打ち出来ないな…。
「まさかの事態に私達は対応できず…そんな時にもう一人の仲間が私を逃がす為に…囮に…。
その結果として…私は何日も逃げ続けて…。」
「そっか…。 で、そのもう一人の人は…?」
「…あの連中に…ううっ…。」
僕達はそれを聞いて…心苦しかった…。
「酷い連中だな…。 もっとボコしても良かったか…。」
「でも、こうして荷物も戻ってきたし…命も助けて貰ったので…本当にありがとうございます…。」
女の人は僕達に改めてまたお礼を言ってきた。
そして…
「おっ、森を抜ける様ですね。」
「あっ、本当だ。」
歩いてるうちに森の外へ抜け出した。
「この近くに街がありますから、それじゃ僕達はこれで…。」
「僕達はあの森の中でまだやる事があるので。」
「あ、あの…せめてお名前…。」
「すいません、それでは、あ、後これも。」
タッタッタッ…
僕達は、女の人と別れ再び森の中へ入った。
別れる際に女の人に作っておいた薬を2つ程渡した。
また素材調達を行わないとな…。




