第4話 困った先輩
セリカ 「ミカ先輩。春休み中に借りたお金返します」
ミカ 「何円だったか?」
セリカ 「1500円です」
武道 ミカ。3年生の先輩で常に"凛っ"としている。頭も良く学年トップを争っている人物の1人だ。でも、少し困ったところがある。
ミカ 「…鐵。悪いんだが、何を買ったんだっけ?」
記憶力が乏しいところだ。勉強に関しての記憶は強いのだが、日常となると突然とそれがオフになる。
セリカ 「電車賃ですよ…私が買い物しすぎてチャージ分のやつ使い切っちゃったじゃないですか」
ミカ 「そういえばそうだったな」
そして、もう1個困ったところが。
島田 「先輩〜。お昼食べましょ〜」
ミカ 「島田が外で食べるとは珍しいな」
セリカ 「ずっと教室で食べてるから連れ出してきたんですよ。夢は今日風邪ひいてるし」
お弁当を開け、楽しく話しながら食べる。後輩や友達と食べるというのはこういう醍醐味があるのだ。便所飯はもうこりごりだ。
食べる中、ミカは島田のベーコンチーズを眺める。
島田 「…あのぅ…ミカ先輩。食べます?」
ミカ 「ふぇっ!?あ、いや…気にしないでくれ」
そう。ミカ先輩は食べ物に目がない。
島田 「別にいいんですよ先輩。ただカマンベールにベーコン巻くだけなので簡単に作れちゃいますし」
ミカ 「…くれるか?」
島田 「もちろん!」
ベーコンチーズ美味しい…。
セリカ 「先輩、相変わらず食べ物大好きですよね」
ミカ 「アニメとかドラマの飯テロには耐えられないから速攻消してる」
島田 「そ、そんなに…?」
セリカ 「だって島田、ミカ先輩、私とお出かけした時ね」
1ヶ月前
某回転寿司
セリカ 「…先輩…私の大トロ食べました?」
ミカ 「はふぇてぇなぃよ(食べてないよ)」
セリカ 「めちゃめちゃmgmgしてるじゃないですか」
セリカ 「なんてこともあったんだから」
ミカ 「あ…あれはだな…」
島田 「先輩食いしんぼー」
ミカ 「うぅ…///」
全員が完食し、満足気に会話を楽しんでいた。
セリカ 「それにしても物価上がったわよね」
島田 「お肉も値段上がってるよぅ…好きなのに」
ミカ 「バイトはしているが、これではな…」
全員が思っていることはこうだ。
"もっとお金もらえたらなぁ…"




