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七色人生ゲーム  作者: みどり
居候始まる
7/33

小3,始まったよ。

2001年4月,1学期の始業式。クラス替えがあり,新3年生にはクラス分けの紙が配られた。

「私のお母さんが三年一組って書いちゃったの。2組か3組になったらどうしよう!」

笑いながら貴美子ちゃんは言う。

「そうだったら漢数字を増やして二か三にできるね。」

私も笑いながら答える。千香ちゃんも笑っている。そうしているうちに私達にも紙が回ってきた。

三人とも見方がよく分からなかった。というのも平成13年度から公立の小中学校では出席番号,つまり名前の順が男女混合に変わった。平成12年以前は男女別の出席番号で男子が先,女子が後だった。男女平等になったのだろう。

男子の名前と女子の名前がごちゃ混ぜで自分の名前を見つけるのに多少苦労した。

「あった!1組だよ!」

私は名字が新井であるため見つけるのが早かった。2人の名前も既に見つけた。

「やったー!千香ちゃんと貴美子ちゃんと同じクラスだー!」

私がそう言うと,3人でジャンプして喜んだ。そう,3人とも再び同じクラスになれたのだ!

「名札修正しなくて済んだよ~」

貴美子ちゃんは笑って言った。

担任は西野先生という女性だった。長いポニーテールが印象的だった。

私の出席番号は5番。新井にしては遅い方だった。「あ」の名字の人が多かった。いつもは一番廊下側の前の席だったのに今回は初めての一番後ろの席。なんか先生やクラスメイトと距離感があるように感じられた。

今の学校生活にも慣れ,楽しく過ごせていた。

ある日,由利おばちゃんが私に「髪の毛を切りなさい。」と言い,美容室に連れていかれた。

その美容室は翔也くんの友達のお母さんが美容師をしており,家庭事情はある程度知っていた。髪の毛は伸ばしたかったが,あれこれいうと家に居づらくなる。おばちゃん家のカルチャーショックになじめなかった私は美容室のおばさんに家の愚痴をこぼした。おばさんは「うん,うん。」と私の髪を切りながら優しく聞いてくれた。

帰宅後おばちゃんから色々責められた。美容室での出来事に対して。

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