11.最新鋭のアパート
11.最新鋭のアパート
佳代子は学校の同級生の家に遊びに行くことになった。
彼女の家は、最新のモダニズム建築のアパートで、
2-3階建ての鉄筋コンクリート造りの近代的集合住宅に、
娯楽室、食堂、水洗トイレ、ダストシュート、上下水道施設や、
共同公園、公衆浴場などもあるらしい。
佳代子は当日、数人の同級生と駅前広場で待ち合わせをする。
??「お待たせ。じゃあ行こうか。」
アパートに住む同級生が、走ってこちらにやってくる。
「遅いじゃない、奈々枝。」
同級生の一人が、走ってくる奈々枝に向け、手を振る。
「ごめんなさい、じゃあ行きましょうか?」
奈々枝が先頭になって、歩き出す。
「え?電車に乗るの?」
「そうよ。」
彼女はお金持ちで、私と同級生の分の電車の運賃を払う。
「隣駅からすぐだから。私の家。」
「悪いわね、奈々枝。」
全員電車に乗り、隣駅で降りる。
駅から出て、1分もたたないうちに、奈々枝の住むアパートに到着する。
奈々枝はアパートの階段を上り、鍵で部屋のドアを開ける。
「ここよ。」
同級生一同、奈々枝に招き入れられ、部屋に入る。
「私の両親は仕事に行っているから、私一人よ。」
と奈々枝は言う。
奈々枝は、アパートの設備について説明を始める。
「ここは上下水道完備で、トイレも水洗の最新のものよ。
流しも広いンで、料理がしやすいわ。」
どこかの不動産屋が話しそうな文句を奈々枝は使い、説明をする。
「ここのアパートは、住人のみ使える銭湯があって、ここよ。
そして、あっちが食堂。
何がいい?」
どうやら、奈々枝は食事をおごってくれるようだ。
同級生は思い思いのメニューを注文する。
佳代子はカレーライスを注文した。
導入性の座るテーブルの前には、注文した食事が運ばれてきた。
味はおいしかった。
食事度、奈々枝は同級生の分のお金を払っていた。
「奈々枝、本当に悪いわ。」
「気にしないで。」
そのあと、一同は娯楽室に向かい、ビリヤードを試してみる。
ルールは奈々枝が説明する。
「こうやって、テーブルの上にある球を、穴に落とすのよ。」
説明の後、同級生の間で、トーナメントを行ったが、
佳代子は早々に負けてしまった。
もちろん優勝は奈々枝。
夕方になり、佳代子は、奈々枝の家から自宅へ歩いて帰った。
はは、ちよは、夕食時、
「今日、奈々枝ちゃんと遊んで楽しかった?」
と質問をする。
「うん、でも、奈々枝ちゃん、両親が働いていて大変そうだった。」
とだけ回答する。




