第二章 灰蝕病と救済への道
異変が報告されたのは、フランシスカがアルテンベルク家へ戻ってから、しばらく経った頃のことだった。
最初に届いたのは、北部の神殿からの浄化要請だった。これまで瘴気の発生が確認されていなかった地域で土地の変色が相次ぎ、周辺の農地にも被害が広がっているという。
瘴気そのものは、王国にとって珍しい現象ではない。通常であれば各地の神官たちが対処するものだが、今回の報告には、フランシスカが見過ごせない点があった。
「範囲が広いですね」
執務机に広げた地図を見ながら、フランシスカは尋ねた。
「はい。東部でも同様の報告が上がっております。南部の神殿からも、通常より濃い瘴気が確認されたとの連絡がございました」
答えたのは、アルテンベルク家の執事だった。彼が持参した資料には、各地の神殿から届けられた報告がまとめられている。
「王宮には、すでに報告が届いているのでしょう?」
「はい。神殿と協議のうえ、神官の追加派遣を進めているとのことです」
「聖女様は?」
「まずは北部へ向かわれたそうです」
フランシスカは頷いた。リベカが聖女として活動を始めてから、王国の浄化体制は以前より安定していた。しかし、聖女がどれほど優れた浄化能力を持っていても、同時に複数の場所へ赴くことはできない。
「新たな報告が届いたら、すぐに知らせてください」
「承知いたしました」
婚約解消によって王宮の行政に関わる立場ではなくなったものの、フランシスカにはこれまでに築いた人脈があった。各地から情報を集め、報告書を確認すると、離れた地域でほぼ同時期に濃い瘴気が発生していることが分かった。
このままでは神官たちの対応が追いつかなくなる。その懸念は、間もなく現実のものとなった。
数日後、北部の村で原因の分からない病が広がっているとの報告が届いたのである。
患者の多くは、瘴気が確認された地域に暮らしていた者たちだった。初めは倦怠感や発熱を訴え、やがて皮膚に灰色の斑点が現れる。症状が進むと斑点は広がり、身体の自由が利かなくなり、呼吸にも支障をきたすという。
報告書に記された病名を見て、フランシスカは眉を寄せた。
「灰蝕病……」
古い記録にも、その名は残されていた。瘴気の影響を強く受けた者に発症する病で、重症化した患者を救うことは難しいとされている。過去にも局地的な発生はあったが、今回のように複数の地域で患者が確認される事態は、近年では例がなかった。
「浄化は終わっているのではありませんか」
フランシスカの問いに、報告を届けた神殿の使者が頷いた。
「はい。聖女様が北部の浄化を終えられました。現在、周辺地域でも作業が進められております」
「それでも、患者の容態は改善していないのですね」
「残念ながら……。新たに体調を崩す者は減っておりますが、すでに発症した者については、回復の兆しが見られません」
フランシスカは報告書を閉じた。
瘴気を取り除けば、それ以上の被害を防ぐことはできる。しかし、一度灰蝕病を発症してしまえば、神官や聖女の浄化の力をもってしても治すことはできない。聖女の回復魔法でさえ、痛みや苦しみを一時的に和らげることはできても、病そのものを治すには至らなかった。
神殿の浄化活動とは別に、患者を治療する方法が求められていた。
「現地の医師や薬師から、治療に関する記録は届いていますか」
「神殿で取りまとめておりますが、今のところ有効な治療法は見つかっておりません」
「でしたら、これまでの症例も含めて資料をいただけないでしょうか。アルテンベルク家でも、協力できることを探したいのです」
使者は少し驚いたようだったが、すぐに頭を下げた。
「神殿へお伝えいたします」
フランシスカは礼を述べ、使者を見送った。
灰蝕病が広がれば、神殿だけの問題では済まない。働けなくなる者が増えれば農地の管理や物資の輸送にも影響が及び、病人を抱える家族への支援も必要になるだろう。
フランシスカは各地の患者数や症状、これまでに試された治療法について、情報の収集を始めた。
それから間もなく、灰蝕病の被害は王国各地へ広がっていった。
神官たちは休む間もなく浄化を続け、リベカも各地を巡っていた。聖女が訪れた地域では濃い瘴気が祓われたものの、浄化を待つ地域は次々と増え、神殿には新たな要請が絶えなかった。
さらに深刻だったのは、患者の数である。瘴気が取り除かれた地域でも、灰蝕病を発症した人々は病床に伏したままだった。リベカの回復魔法によって危険な状態を脱する者もいたが、時間が経てば再び症状が現れる。聖力にも限りがあり、各地の患者全員を救うことは不可能だった。
ある日、フランシスカはアルテンベルク家の支援を受けている療養施設を訪れた。
そこには近隣で発症した患者が集められており、医師や神官が協力して治療に当たっていた。室内には薬草を煎じた匂いが漂い、寝台の間を看護に当たる者たちが忙しく行き来している。
「こちらの方は、いつから症状が出ているのですか」
フランシスカは、一人の患者を診察していた医師に尋ねた。
「十日ほど前です。最初は熱と倦怠感だけでしたが、数日前から皮膚の変色が広がり始めました」
寝台に横たわる男性の腕には、灰色の斑点がいくつも浮かんでいた。医師が呼びかけると男性は目を開けたが、返事をするだけでも苦しそうだった。
「痛みを和らげる薬は使用しております。しかし、病の進行を止めることができません」
「ほかの患者も同じような経過をたどっているのでしょうか」
「症状の現れ方には違いがありますが、重症化した場合はおおむね同じです」
フランシスカは寝台のそばに置かれた記録を手にした。
「聖女様の回復魔法を受けた患者もいると伺いました」
「はい。数日前にこちらへ立ち寄ってくださり、特に容態の悪い患者を診ていただきました。おかげで危険な状態を脱した者もおります」
医師は感謝を込めた声で答えたが、続けて表情を曇らせた。
「ただ、再び症状が現れております。聖女様も大変心を痛めておられました」
リベカの力がなければ、すでに命を落としていた患者もいただろう。しかし、回復魔法を繰り返すだけでは、いつか限界が来る。
フランシスカは、何か手がかりを得られないかと、これまでの治療記録をまとめ、医師や患者への聞き取りを行った。
施設を出る頃には、日が傾き始めていた。
馬車に乗り込んだフランシスカは、持参した資料を膝の上に広げた。一刻も早く、灰蝕病を根本から治療する方法を見つけなければならない。
アルテンベルク家へ戻ると、すぐに薬師や魔術師への協力依頼を準備した。自身は薬の調合や魔術の専門家ではないが、研究に必要な人材を集め、資金や設備を整えることならできる。神殿にも過去の症例や瘴気の分析資料の提供を求め、研究を進めるための体制を整え始めた。
フランシスカが王宮からの知らせを受け取ったのは、研究に協力する薬師との面会を終えた直後だった。
書状によれば、ウィリアムが灰蝕病を発症したという。
ウィリアムは先日、瘴気の被害が確認された地域へ視察に赴いていた。帰還後から体調を崩し、当初は疲労によるものと思われていたが、発熱が続き、皮膚に灰色の斑点が現れたことで、灰蝕病と診断されたらしい。
現在は公務を一時的に控え、王宮で療養しているとのことだった。
フランシスカは書状を読み終え、しばらく考えた。
王太子として被害地域の状況を自ら確かめようとしたのだろう。しかし、聖女によってすでに瘴気が祓われた地域への視察によって、ウィリアム自身が病に倒れることになるとは、誰も予想していなかったはずだ。
「殿下のご容態について、ほかに何か分かっていることはありますか」
書状を届けた使者に尋ねると、彼は慎重に言葉を選んだ。
「現在は王宮の医師が診察に当たっております。聖女様も王宮へ戻られ、治療を行っているとのことです」
「そうですか。聖女様がいらっしゃるのであれば、少しは安心できますね」
「はい。回復魔法によって、一時は容態が落ち着かれたと伺っております」
ウィリアムが病に倒れたことは、王国にとっても大きな問題だった。王太子の公務が滞れば、王宮の行政にも影響が及ぶ。まして、灰蝕病には確立された治療法がない。
「お見舞いの言葉をお伝えいただけますか。それから、何か協力できることがあれば、アルテンベルク家としてできる限りのことをいたします、と」
「承知いたしました」
使者が退出した後、フランシスカは研究に関する資料を手元へ引き寄せた。
王太子が発症したからといって、研究の目的が変わるわけではない。各地には、同じ病に苦しむ人々が大勢いる。ただ、王宮もまた、この病を治す方法を必要としていることは明らかだった。
数日後、ウィリアムの容態について、さらに詳しい情報が届いた。リベカの回復魔法によって一時的に症状は改善したものの、その後、再び発熱と衰弱が見られたという。
王家は当面の間、ウィリアムの公務を減らし、急ぎの案件については国王が判断することにした。一部の職務は弟のアルベルトが補助することになったという。
アルベルトは、兄と同じく王族として必要な教育を受けてきた人物だった。これまではウィリアムが王太子として公務を担っていたため、政務に直接関わる機会は限られていたが、兄の療養が長引けば、その役割も増えていくだろう。
実際、フランシスカが研究に必要な資料の提供を王宮へ問い合わせた際にも、アルベルトが調整に当たっているとの返答があった。
一方、リベカはウィリアムの看病と各地の浄化活動を両立させるため、忙しい日々を送っていた。
聖女の力を必要とする患者は各地に大勢おり、王太子一人のためにリベカを王宮へ留めることはできなかった。それでも王家は、ウィリアムの容態を考慮し、リベカが王宮へ戻るたびに回復魔法を施すことを認めていた。その判断は、国民に広く知らされることはなかった。
フランシスカもほどなくして、その事情を知った。王太子の命を守る必要があることは理解できる。しかし、各地に同じ病で苦しむ人々がいる以上、限られた聖女の力を誰に向けるべきかは、難しい問題だった。
リベカ自身も、王宮での治療を終えた翌日には別の地域へ向かうなど、休む間もなく活動を続けていた。その献身によって救われる人々がいる一方で、聖女一人に負担が集中している現状も、フランシスカには気がかりだった。
それからしばらくして、フランシスカは研究資料の受け取りのため、王宮を訪れた。
神殿の担当者との打ち合わせを終え、廊下へ出たところで、リベカと顔を合わせた。
「フランシスカ様」
先に声をかけたのはリベカだった。
「リベカ様。お久しぶりです」
「はい。お元気そうで何よりです」
リベカは微笑んだが、以前より頬が痩せ、目元にも疲れが残っていた。
「各地の浄化活動で、お忙しいと伺っております」
「はい。まだ対応できていない地域も多くて……。神官の皆様も頑張ってくださっていますが、なかなか追いつかないのです」
「殿下のご容態はいかがですか」
フランシスカが尋ねると、リベカはわずかに視線を落とした。
「今は落ち着いていらっしゃいます。ですが、回復魔法を使っても、しばらくするとまた具合が悪くなってしまって……」
リベカは両手を胸の前で重ねた。
「私にもっと力があれば、殿下をお救いできるのに」
「リベカ様のお力で、命をつないでいらっしゃる方も大勢おります。殿下も、そのお一人なのでしょう」
「……ありがとうございます」
リベカは小さく頭を下げた。フランシスカは彼女の手元に目を向けた。指先には細かな荒れがあり、袖口にも長旅の疲れを思わせる皺が残っている。
「看病も、すべてご自身でなさっているのですか」
「すべてではありません。お医者様や侍女の方々にも助けていただいています。ただ、殿下が苦しそうにしていらっしゃると、どうしてもそばを離れられなくて」
「リベカ様も休まなければ、お身体がもちませんわ」
「そうですね。殿下にも同じことを言われます」
リベカは少し困ったように笑った。
「ですが、私がそばにいると、安心してくださるのです。夜も、私の手を握っていると眠れることがあるので……。そういうときは、できるだけ一緒にいて差し上げたいと思ってしまいます」
フランシスカは、以前のウィリアムの姿を思い出した。王太子としての職務に誠実で、他人に弱みを見せることの少ない人物だった。そんな彼が、今はリベカの手を必要としているのだという。
「殿下も、リベカ様がいらっしゃることを心強く思っておられるのでしょうね」
「はい。そうであれば、嬉しいです」
リベカはそう答えた後、ふと何かを思い出したように顔を上げた。
「そういえば、フランシスカ様は灰蝕病の治療についてお調べになっていると伺いました」
「ええ。薬師や魔術師の方々に協力をお願いしているところです」
「どうか、治療法が見つかりますように。殿下だけではなく、各地で苦しんでいらっしゃる方々のためにも」
「私も、そう願っております」
「私にできることがあれば、何でもおっしゃってください。神殿の皆様にも、協力していただけるようお願いしてみます」
「ありがとうございます。その際は、ぜひお願いいたします」
リベカはもう一度礼を述べ、王太子の居室がある方へ歩いていった。
フランシスカはその後ろ姿を見送った。聖女として各地の人々を救いながら、愛する人の看病も続ける。その負担は、決して小さなものではないはずだった。
アルテンベルク家では、フランシスカの呼びかけに応じた薬師と魔術師たちによって、灰蝕病の研究が進められていた。
ある日、研究室を訪れたフランシスカに、魔術師がこれまでの調査結果を説明した。
「発症した患者の身体からは、瘴気に由来する反応が確認されています。しかし、瘴気を取り除くだけでは病を治すことができません」
「聖女様の浄化や回復魔法でも、ですか」
「聖女様の力であれば、体内に残った瘴気の一部を祓うことは可能でしょう。しかし、すでに身体の組織に変化が生じているため、瘴気を取り除いただけでは元に戻らないのです。そして、その変化した組織は、回復魔法でも元の状態に戻すことができません」
フランシスカは机の上に並べられた資料を見渡した。
病を治すには、変化した組織そのものに働きかける必要があるということだ。
「必要な試料や器具があれば、遠慮なく申し出てください。神殿にも、過去の症例について追加の資料をお願いしてみます」
「ありがとうございます」
「ただし、患者への使用は、安全性を十分に確認してからにしてください。研究を急ぐあまり、新たな被害を出すわけにはまいりません」
薬師と魔術師たちは頷いた。
それからも研究は続けられたが、薬草の配合や魔力の調整を重ねても、十分な効果は得られなかった。
そんなある日、研究室を訪れたフランシスカは、薬師たちが試験結果を囲んで議論しているところに出くわした。
「何か分かったのですか」
声をかけると、薬師の一人が顔を上げた。
「まだ確かなことではありませんが、興味深い反応が確認されました」
彼は机の上に並べた二つの小瓶を示した。
どちらも同じ薬草を用いて調合された薬液だったが、一方には浄化が施され、もう一方には微量の瘴気由来成分が残されているという。
「こちらは通常どおり浄化したものです。もう一方は、瘴気由来の成分を完全には取り除かず、量を調整して残したものになります」
「危険はないのですか」
「もちろん、そのまま人体へ使用できるものではありません。現在は試料に対する反応だけを調べております」
薬師は記録を開いた。
「灰蝕病の影響を受けた組織に対して、浄化済みの薬液はほとんど変化を示しませんでした。しかし、微量の瘴気由来成分を含む薬液では、組織の状態に改善が見られたのです」
フランシスカは小瓶を見比べた。
「瘴気が、治療に役立つということですか」
「正確には、瘴気そのものではなく、そこから取り出した特定の成分です。量を誤れば害になりますが、適切に調整すれば、灰蝕病によって生じた身体の変化に作用する可能性があります」
魔術師が説明を引き継いだ。
「灰蝕病は、瘴気の影響によって身体が変化する病です。であれば、その変化を元に戻すためにも、同じ性質を持つ成分が必要なのかもしれません」
「毒をもって毒を制す、とはこのことでしょうか」
「そういうことになります。ただし、まだ仮説にすぎません」
フランシスカは記録を受け取り、試験結果を確認した。
浄化した薬液では反応が見られず、瘴気由来成分を残した薬液では改善が認められる。試験の回数はまだ少ないものの、その違いは明確だった。
薬師は二つの小瓶を並べ直し、続けた。
「この成分を残したまま、ほかの有害な性質だけを抑えることが次の課題です。薬草の調合と魔力による調整を組み合わせれば、可能性はあると思います」
「その方向で研究を進めてください。必要な設備があれば、追加で用意いたします」
薬師は頷いたが、続けて慎重な表情になった。
「それから、保管の際にも注意が必要です。この薬液には瘴気由来の成分が含まれておりますので、通常の薬とは異なり、浄化を施さないよう徹底しなければなりません」
「分かりました。取り扱いについても、きちんと手順を定めておきましょう」
「承知いたしました」
研究者たちは再び試験結果の確認に戻った。
フランシスカは、机の上に置かれた小瓶を見つめた。これまで手がかりすらなかった灰蝕病の治療に、初めて具体的な可能性が見えてきた。
薬師や魔術師たちは試作と検証を重ね、瘴気由来成分の適切な配合を探った。フランシスカも資材の調達や人員の調整を担い、研究を支え続けた。
一方、王国各地では新たな瘴気の発生が続き、灰蝕病の患者も増えていた。
ウィリアムの容態も、安定しているとは言い難かった。リベカの回復魔法によって一時的に体調を取り戻すことはあるものの、その後は再び衰弱してしまうという。公務への復帰は見送られ、アルベルトが補助する仕事も増えていた。
フランシスカはウィリアムの容態を知るたびに焦りを覚えたが、その気持ちを抑え、各地で病に苦しむ人々のためにも、着実に研究を進めようと努めた。
ある日の夕刻、研究室から新たな報告が届いた。瘴気由来成分を調整した薬液が、これまで以上に安定した効果を示したという。フランシスカはすぐに研究室へ向かった。
「治療薬として使える見込みが立ったのですね」
「はい。薬草の配合と魔力の調整によって、有害な作用を抑えることができました。まだ完成とは言えませんが、実際の患者への投与を検討できる段階です」
「では、治験を進めましょう。神殿や医師たちにも協力をお願いします」
灰蝕病による死者が増え続けるなか、これ以上の猶予はなかった。フランシスカは研究者たちと協議し、患者本人の同意を得たうえで、医師の立ち会いのもと少量から投与を始める方針を決めた。
治療薬の完成が近づく一方で、フランシスカにはもう一つ気がかりなことがあった。各地で瘴気の発生が続き、リベカは浄化のために休む間もなく奔走していた。聖女が一人しか存在しない以上、その力に頼り続けるには限界がある。
そこでフランシスカは、聖女の浄化の力を保存し、必要な地域へ運ぶ方法を考えた。もし実現すれば、リベカが直接赴けない土地でも瘴気への対処が可能になるかもしれない。
フランシスカは神殿と魔術師たちに協力を求め、浄化の力を宿した聖水の開発についても検討を始めた。
灰蝕病を治す薬と、瘴気から人々を守る聖水。二つの研究が、王国を救うために動き始めていた。




