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機械の技術が発展した異世界に召喚された僕が記憶屋として成功するまで  作者: 凪笠シメジ
最終章・ラグナロク【準備】

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過去からのメッセージ。記憶を司る意味。

ーハルカミライのアナタへー


我々は神の眷属である、ヒトノカミノミコの一族であります。


厳密には、我々はヒトノカミノミコ達と離反してしまい、追われる身ですが…


この文書が遥か未来に残ることを祈ってここに書き記します。


今、我々ヒトノカミノミコ含め神の血族改めて神を討伐する為に使用されている絶血の槍はヒトノカミノミコの血族が途絶えることで未来永劫失われるでしょう。


ですが、ごく一部ですが神の力を与えられた私はヒトノカミノミコの血族が完全に途絶えぬよう、ひとつの細工をこの体に施しました。


「記憶の閲覧及び譲渡をする力」として後の世には伝わるでしょう。


ですが、本質はそこではありません。


この力を持つこと、そこに意味があるでしょう。


この力を持つことが、我々ヒトノカミノミコの血族である証明になるからです。


ええ、ですが確かにこの力自体にも特別な力があっていいですね…


では、こうしましょう。


とある礼拝堂にヒトノカミノミコの「この時代を生きた」記憶を残します。


同族と争い、主である神に何故裏切ることになったのか。


何故、そうしなければ行けなかったのか。


きっと、いつかの世に同じく主である父を打倒しなければ行けない時代が訪れるでしょう。


なれば、私たちがすることは後の世にこれを伝えることとします。


どうか、礼拝堂へ向かって、我が子達。


ーヒトノカミノミコ-レスフィーヤよりー

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