大図書館を使って。プロジェクトK。
サブラス大図書館にて戦闘データの痕跡が無いかを探す。
この間に、スーベルニカ王サイドは最強のAIを作るために色々試行錯誤をしている。
また、今僕がいる理由はギルメイ曰く古代の戦闘記録、及び戦術指南書というものがある可能性がある、というもの。
というのも、サブラスの図書館は他国から寄贈された物も多く、その中にギルメイの国であるスベラルの資料もあるはずだと。
また、スベラル側の記録に、サブラスに戦術指南書を送った、という記録が残っていると。
指南書があるのは大事なことであり、これを元に戦術プログラムを組むことで、複数体のモドキを使う際、その戦術を元にした戦闘動作が可能になる。
「…なあ、エルメロス」
「む、どうした」
「モドキは俺たちの脳を使ってもいいんだろう?」
「馬鹿な考えは捨ておけ。お前は一国の王だぞ?許されるはずがないだろ」
「まあ…そうだよな」
きっと神に勝てる、ループを終わらせて世界を救う、なんて名目があるからギルメイは喜んで体を差し出すだろう…というのはわかっていたので、エルメロスはなんとしても説得する方向性でいる。
一国の王がモドキになった、なんて政治にかなり影響のあるニュースとなってしまうだろう。
機械に統治される国を望む人なんて居ないだろうからね。




