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機械の技術が発展した異世界に召喚された僕が記憶屋として成功するまで  作者: 凪笠シメジ
最終章・ラグナロク【準備】

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歴史の影。闇の歴史。

8000年前。


この世界の人類がまだループにも突入せず、そして未発達の文明だったころの話。


神は下界の人間たちと普通に合流し、普通に接していた。


そして、神は人類に様々な英智を授けた。


文明の維持の仕方、様々な技術の粋。


そして、1番大事な神の眷属たる物の特別な力。


そのひとつに、気になる記載があった。


「まってまって、神の授けた眷属のちからのひとつが、記憶の力!?この力!?」


「どういうこと?テオは異世界から来たんですよね?」


「まて、まだ続きがある。世界航行の技術と力……?」


そこに記されていたのは確かに僕含めた異世界人達がこの世界で身につける記憶を見る、与える力の記載。


だが、「そもそもがこの世界に存在していない人間」がこの力を持っているのがそもそもおかしい。


また、それと並列するように記されたこの異世界航行という記載……


読めば読むほど、この世界への疑念が募っていく。


「神はある1人の眷属に異世界へ渡る力を与え、そして旅に出させた……?」


神の眷属は複数いるが、その中の1人が異世界へ渡ったと。


そう記述されていた。


「テオは……この世界の人間が異世界へ渡り、そして子孫を残した……??すいません、ちょっと理解が追いつかなく……」


「安心しろ……ここで本来役にしか立たないであろう俺も、少し混乱している」


この世界の歴史は……一体何を隠している?

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