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機械の技術が発展した異世界に召喚された僕が記憶屋として成功するまで  作者: 凪笠シメジ
最終章・ラグナロク

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完全覚醒を目指して。神の領域の行き方。

僕の当面のミッションはニコラの発言により、確定した。


この異世界人に与えられる記憶に関する能力の完全覚醒、完全制御だ。


曰く、神を倒す術は既に歴史のどこかに置き去りにされており、それを今確認するすべは僕の力しかないんだと。


ニコラは神が産み落としたエラーにすぎず、万能の神ではない。


彼も、一人の人間として神に向き合わなければ行けないのだと。


だから、力の覚醒には何が必要なのか。それをスーベルニカ王との問答で見つけるのがおそらくこの世界での僕に与えられた最後の仕事。


力の範囲はヒグチの記憶を譲渡され、僕の記憶の一部として刻まれた時点で広がっているのは間違いなく、いけて1週間ほどの範囲での記憶しか見れなかったものが、推定2年ほどまで遡れるようになっている。


だが、それでも僕自身の器としての容量が足りず、本来行ける部分に到達できていない、と。


ならば、そこに到達するために何をするべきか、どう鍛えるべきか、そこに焦点を当て、ものにするしかない。


スーベルニカ王はヒグチとの時間の中で、この力に関するいくつかの資料を持っており、その全てが本人の記述かはさておき、必要なものだけを集めた彼の人生の全てだ。

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