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機械の技術が発展した異世界に召喚された僕が記憶屋として成功するまで  作者: 凪笠シメジ
最終章・ラグナロク

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力の使い方。神の言う通り。

ニコラの神の力はなんでも出来る万能の力らしい。


だけど、ニコラ自体が神が色々と生み出す中で起きたエラーを蓄積したもの。


つまり、ニコラはエラー品であるということ。


そこまで踏まえていくと、ニコラ自身が神だと名乗るのはプライドからかもしれないが……


「異世界人の力を与えるのは必然だ。この世界を生きるためのな」


「すぐに死ぬから?」


「そうだな。力なきものはこの世界で生きられない」


曰く、ニコラは異世界人召喚を察知でき、召喚に合わせてその場に居合わせると。


そして、異世界人には記憶を見る能力を与える。


その力は、この世界で生き残るための手段だし、なにより特別なものだ。


だが、ニコラ自身の思惑は別にあるらしい。


自分の身の振り方を考えさせ、そして独立させ、この世界で生きていくための力を与え……最終的な着地点は僕たちの考える以上にニコラの手のひらの上だと。


「神を出し抜く為の力でもある。だから覚醒とかもある」


「覚醒?」


「この土地の記憶なり空気の歴史なりを見れるよになる」


「ええ!?チートじゃない?」


「そうだな、チート……チートだな。こんな力はな」


ニコラがこの力を与えるのもまた、ひとつの目的のためだと。

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