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機械の技術が発展した異世界に召喚された僕が記憶屋として成功するまで  作者: 凪笠シメジ
最終章・ラグナロク【準備】

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倒すために。

「戦力差……どうにもならないんですか?」


「……あります」


マキナは少し不安そうな顔で、そう答えた。


元々デウスを倒そうとしていた人達故に、戦力差や実力差を埋めるための術はデムス以外にも用意している、と。


「この小堂の奥に絶血の槍とその全てがあります」


「確か……ヒトノカミノコのレスフィーヤの記憶にあった……」


「レスフィーヤは私の直属の眷属です。いずれは倒すためのデウスの為、彼女はその血を完全に無効にするものを開発しました」


絶血の槍……名前からして最終兵器感はあったが、完全に血としてのそのものもの特別性などを剥奪してしまうものなのか。


そして、デウスの神の血を無効にするということは彼の持つあらゆる神の権能を無効にするということ。


そこまでのお膳立てさえあれば、きっとヘルタは負けないし、僕達にはハーティやエルメロス達だっている。


いや、まてよ……つまり、限られた神気で確実にデムスで攻撃を通せるようにした上で絶血の槍を当てなければならないということか。


「かなり厳しいでしょうが、それでもやるしかないのです」


当てることさえ出来れば、あとはこちらの有利に持ち込むことができる。


だから……あとはヘルタを信じるしかないのだろう。

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