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機械の技術が発展した異世界に召喚された僕が記憶屋として成功するまで  作者: 凪笠シメジ
最終章・ラグナロク【準備】

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選択はいずれ。

戻れなくなる可能性を示唆された上で、決戦へ望むかどうかの判断を委ねられた僕は、1度整理してから改めて考える旨を伝え、マキナに話の続きをして貰えるようにお願いする。


「耐性があってもどう倒すか……ですよね、おそらくは」


「そうです。そこが問題です」


デムスがあれば攻撃や防御は可能になるだろう。


だが、可能になるだけだ。


対等になるだけで勝つか負けるかが決まるわけではない。


「デウスは存在する全ての魔法を使うでしょう。もちろん、デムスはここまで秘匿してきたものなので、使えないし、使った上で意味が無いので使わないでしょう」


「魔法以外はどうなんですか?」


「彼は魔導を極め、武闘も極めています。世に出ている武器は全て使いこなすでしょう」


「……正面戦闘で勝つのは無理、ってことですか?」


「そうですね……おそらくはあなた達の中でもずば抜けた強さを持っているヘルタをもってしても、まともにダメージを与えられるか、程度の差でしょうか」


現存する人類最高クラスの力を持つヘルタですらそれ……ということは、事実上人類が正面から正攻法で勝つのは不可能、そういうことだろう。


対等にした上でそれ……ならば、対等ではない状態では瞬殺だろう。

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