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機械の技術が発展した異世界に召喚された僕が記憶屋として成功するまで  作者: 凪笠シメジ
最終章・ラグナロク【準備】

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全ての因果の中心。

「我々の伝えたい本題は、デウス討伐後の事です」


「討伐後……」


討伐にずっと躍起になってて、確かに討伐後のことは一切考えてなかった。


それに、本来は元の世界に帰るために頑張ってたはずだし、いつしかそれを忘れてしまっていた。


デウスを倒して帰れるか……それは確かに大事な事だ。


ここでの時間と元の世界の時間、それは比例するのだろうか?


「デウスの討伐が達成されると……あなた達異世界での血筋は自動で戻されるか、ここに残るか。その二択を迫られるでしょう」


「え……!?」


完全に戻るのではなく、選択制……!?しかも、自分で……?


コチラに残るかどうかは任意……委ねられてる、ということか。


「異世界の異物として本来はデウス亡き後は排斥されるのですが……あなたはきっとこの世界に既に馴染んでいる。だから、きっとどちらかを選ぶことになるでしょう」


つまり、こちらに残ることを選べば向こうの存在として消えるし、逆も然り、ということだろうか……?


どちらかの存在として、自らの存在証明をする必要がある……と。


どちらがいいかはこちらに委ねられる……と。


「元の世界へはきっとその一回の選択次第では戻れなくなるでしょう。心して選ぶように」


ああ、やはり1度戻らないと決めたらそのままこちらの存在として生きてくしか無くなるのか。

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