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機械の技術が発展した異世界に召喚された僕が記憶屋として成功するまで  作者: 凪笠シメジ
最終章・ラグナロク【準備】

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古の知識。

少しした後、小堂の中心にある石碑の様なものの解読が始まった。


しかし、書いてあることはこの世に生まれたこと、デウスありがとうというもの。


流石にこれだけを見れば何も感じないのが普通の感覚だろうが、おそらくはこれを読めるようになる人間は既にデウスについてのあれこれを知っている。


「違和感」に気づけるはずなのだ。


その違和感に気づいた時、何かを触れるかのように、手が勝手に石碑に触れていた。


そしてーー脳内に大量の記憶が、今、更新されていく。


その膨大な量に、一気に脳の負担がデカくなる。


痛い、苦しい……!


「テオ!」


ギリギリのところでエルメロスが石碑と僕を引き離した。


その瞬間から、何かに接続されたそれは、一気にすっと消えた。


あれは、記憶だろうか。


マキナや、その仲間の。


「何を見た、何が見えた」


「古代の……マキナの時代の記憶です……」


「計り知れないが……8000年も前の記憶だ。熟成され尽くした情報量故に、脳に負担がデカイのだろう」


記憶領域にに対して、容量がデカすぎる、ということだろうか……


確かに、今までの記憶と違い明らかに一つ一つに対する脳の処理が違った気がする。


それほどまでに……濃い記憶なのか。

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