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機械の技術が発展した異世界に召喚された僕が記憶屋として成功するまで  作者: 凪笠シメジ
最終章・ラグナロク【準備】

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魔力酔い。

魔力濃度はかなり濃いらしく、どうやらその原因は神代のマナらしい。


今と比べて魔法がほぼほぼ生活の基盤になるレベルだった当時は、魔力が干渉し合う日常ばかりで、それ故に今以上に魔力密度が濃かった。


濃い魔力は波長を合わせるようにどんどん濃くなっていき、消費しなければどんどんどんどん濃くなっていく。


まあ、だからだろう。


ここは神代のマナが色濃く残る場所。


魔法が密かなものになり、次第に体質も魔力に弱くなっていったのだろう。


こうして、膨大な魔力に耐性のない人間がいてもなんら不思議ではない。


要するに、ハーティはもしかすると戦線に参加出来ない可能性がある…ということだ。


「目的はマキナの残したものとここの神代のマナだが…ハーティがこれってことはやはり魔力に耐えうる人間だけで選抜した方が良さそうだな」


「耐性って…やはり今からでは間に合わないものなんですかね?」


「魔法が失われてから数百年だかな…神代のマナなんて濃すぎるものへの耐性を取得となるとかなり時間が掛かるだろうな」


「すみません…私は戦線離脱する必要があるみたいで…」


「とりあえずマキナの遺産を見てから判断しよう。本人に魔力載せる必要がない可能性だってあるし」


「武器に魔力を載せる方法があるかも…ということが」


「ですです」


遺産は必ず見つける。


そのために、この力があるのだと思うから。

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