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機械の技術が発展した異世界に召喚された僕が記憶屋として成功するまで  作者: 凪笠シメジ
最終章・ラグナロク【準備】

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見つけたものは…

探索が1日たとうとしたその時、一気に現場の空気が変わった。


セネガさんが、謎の空間を見つけたのだ。


しかも、地面に埋まっているそれは、当然探知機なんかでは反応しないだろう。


地道に、セネガさんが地面を叩いて何かを探していたが、こういうことだったのか。


「こういうのは大体地下への連絡路があるパターンでござる。それに、地下はマナが濃い」


「地下はマナが?」


「地層と一緒でござるな。マナは深ければ深いほど、より濃密に、深くなるでござる」


ああ、なるほど。


地下へ続く通路があるのは必然ではあったが、場所がわからなすぎて四苦八苦していた、ということか。


マナが濃い場所…つまり、神代のマナにより近い場所ということだろう。


マキナの一族が隠す場所としてはこれ以上の場所は無いのだろう。


「…突入するでござるか?」


「もちろん。行かなければ、何も始まらないから」


いよいよ、マキナの残したそれを目の前に写す瞬間が来た。


デウスの対抗策としての最後の切り札。


何世代にも渡り独自に伝えられてきた、秘策中の秘策。


最後の戦いが目の前に迫っていることに僕たちは少しだけヒリつく空気を感じた。

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