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機械の技術が発展した異世界に召喚された僕が記憶屋として成功するまで  作者: 凪笠シメジ
最終章・ラグナロク【準備】

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小堂の場所。全ての始まり。

探索から5時間。


一向に気配のないそれは、もはや存在が怪しいとすら思えてきた。


確かにスーベルニカ王産の探知機を使ってはいる。だが、あまりにもなにもない…


反応が薄いのか、それともそもそもがガセネタなのか。


不安な僕たちに示されたのはーー


「ん…?」


気づいたのはエルメロスだった。


近くの方に反応があり、そこに探査装置を当てるとーー


「でかい反応だな…」


だが、肝心の入口がない。無いのではなく、はたまたあるのか。


「テオ、力を使ってみろ」


「え?」


ああ、なるほど。マキナの一族の力に反応する可能性ーーそれは、確かに忘れていた可能性だ。


あたりのマナに対して、力をつかってみる。


その結果はーー


「ビンゴじゃないか」


力に呼応するかのように、それは目の前に現れた。


ああ、最初からこうすること前提で…なるほど、確かにセキュリティはこうすることで担保される、と。


マキナはこうすることで誰かに干渉されることなくこの場所を守り続けたと。


いずれ現れる、自分たちの末裔の為に。


僕たちは、現れたその扉の先へ向かい、全ての答えを得るためにマキナの残したそこへ向かった。

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