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機械の技術が発展した異世界に召喚された僕が記憶屋として成功するまで  作者: 凪笠シメジ
最終章・ラグナロク【準備】

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最終選抜。

神気の技術を受け入れた僕は、ほぼほぼ力の覚醒が近いだろう。


だが、使いこなすには1歩足りない。


だから、やはり小堂に行くのが全てだろう。


マキナの一族が残したそれが、吉と出るか凶と出るかは分からない。


だけど、確実に言えることが一つだけある。


全ては、この時のために用意されていたもので、僕たちはマキナ達の意志を継ぐことになる。


おそらくは、今まで何も無かったのは条件が未達成だったから。


僕が来たことでなにが達成されたかは分からないが、少なくともニコラは派閥争いを乗り越えた先に行ったのは後にも先にも僕だけだと。


異世界人では、僕だけだという。


ヒグチという男は結局のところはスーベルニカ王に心酔したので、どちらかといえば推進派…として扱われるものなのだろう。


実態は、スーベルニカ王はデウスを筆頭とした世界の真実に気づき、ひたすらに待つことを選んだ訳だが。


結果として、スーベルニカ王の引きこもり中に僕が呼ばれ、そしてヒグチは死んだ代わりに僕がこうして神気の継承をおこない、ヒグチの無念も一緒に連れていくことになる。


異世界人は数多くないが、それでも全員がマキナからの血筋である、という事実はこの世界に呼ばれた時点で変わることはないだろう。


僕がもし本当に異世界…僕の元いた世界に逃げ込み、そこで子孫を残し続けた先にいる人間ならば、やはりマキナの意志を継ぐのは必然だったと思う。

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