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機械の技術が発展した異世界に召喚された僕が記憶屋として成功するまで  作者: 凪笠シメジ
最終章・ラグナロク【準備】

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存在証明。神気。

じいさんの継承はとてもシンプルだった。


神代の記憶を覗く方法、たったそれだけ。


それだけもなにも、神代の記憶を覗ければ、必然的に神代の残留したマナに触れることが出来るため、それを神気と呼ばれる特殊なオーラとして纏わせるようにすればいいだけである。


神気を纏うのは、神代の記憶に触れることさえ出来れば、身体が勝手にマナに反応し、マキナの血が入っている人間であれば、自動でマナを取り込む……という話らしい。


つまり、これに関しては記憶を覗ける僕にしか出来ない魔法……というか、技術であるため、じいさんは僕かヒグチのどちらかに継承することを決めていたらしい。


「あれ、でも待ってください。神代のマナは少なくなってるんじゃ?」


「いかにも。悪いが、デウスと戦う時のぶっつけ本番でないと枯渇の可能性があるな」


「……わかりました、この力、絶対に活かしてデウスの討伐を成し遂げます」


「うむ。頼んだぞ」


問題は、僕たちの戦力の中にどれだけマキナの血筋が居るか、だろう。


純粋戦力であれば、3戦力にヘルタを加えた最高戦力4人で事足りるはずだが、この4人全員がマキナの一族の末裔……とは限らない、というのはニコラからの言伝。


つまり、直接戦闘はマキナの末裔である誰かだけ……ということになる。


残りのメンバーは、僕の護衛などサポートに回ることになるだろう。


「ほんとに、決戦が近いのかも……」

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