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機械の技術が発展した異世界に召喚された僕が記憶屋として成功するまで  作者: 凪笠シメジ
最終章・ラグナロク【準備】

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少しだけ見える勝機。

神代のマナを必要とするそれは、現在の確立された魔法とは異なり、デウスを倒す為だけに継承をされ続けたもの。


故に、1度しか使われていない代物だと。


それでも継承され続けたのは、いつかデウスを討伐できる誰かを助ける為だと。


じいさんは魔法の基礎的な部分を説明、やらせた上でこの魔法を僕に教える。


魔法はメモリーストーンによる継承ではないと効率と言うもの全てを捨てたようなものだったが、こちらの継承には関係がない、


「でも、なんで僕でいいんですか」


「君は少しでも役に立ちたいのだろう?」


「そうですが……」


「ならば異論は無いはずじゃ。前線に出る必要はないしの」


確かに、前線に出る必要性はない。


だが、デウスとの決戦はほんとうに総力戦だろう。


この世界の戦える最高峰を何人も戦ってもらい、力のない僕はサポートにまわる。


「魔法名は……【アンチ=デウス】」


魔法名から察するに、恐らくは神代に生み出されたデウスを倒すことに特化した魔法、なのだろう。


神代のマナが必要、というのは神代のマナはかなり濃く、まさになんでも出来る万能なものだったらしい。


だが、現在のマナは当時のものより薄くなっており、魔法使いがほぼほぼ絶滅した状態の現在、マナは溜まり続けるだけ、だと。

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