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機械の技術が発展した異世界に召喚された僕が記憶屋として成功するまで  作者: 凪笠シメジ
最終章・ラグナロク【準備】

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力の秘密。唯一の切り札。

ニコラは現状話せる全てを話すと約束してくれた。


その中のひとつが、この力の発生元だ。


大元が分かっていない力はあまりにも怖すぎるし、それさえわかれば神への対抗策も見えてくるはずだから、ニコラに意地でも吐かせる。


と、思ったのだが……力の大元についてはちゃっかりあっさり話した。


「元々はマキナの一族に人類の技術の監視のために与えられた力だ」


「技術の発展がありそうなら大元については接触して記憶を奪う……とかそういうこと?」


「まさしく」


ああ、なんとなく察してはいたがやはりこの力は本来はそちら側の力なのか。


そして、この力はその解釈を広げ続け、マキナの異世界逃亡によって僕の世界に広がった、と。


神が直接作り出したマキナは血がかなり濃いため、異世界で子供が何親等と離れてても、その血が薄れることはないらしい。


それは、離れすぎるとデウスが彼らに与えた本来のリセット時の召喚、に影響があるからだろう。


結局のところ、マキナの血は持ち主次第でこの世界で色々やってたらしく、もっとも力を戦争防止に使ったのがヒグチだった、ということだ。


だが、ヒグチを始めとした異世界人は皆、狭間に行ってしまっている。


肉体とかの話ではなく、おそらくはみな死後の話であるため、魂が囚われ転生などが出来ない、ということだろう。


デウスを倒す、というのは彼らを狭間から解放することも同時に意味するのだと、ニコラは教えてくれた。

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