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機械の技術が発展した異世界に召喚された僕が記憶屋として成功するまで  作者: 凪笠シメジ
最終章・ラグナロク【準備】

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待機の日。捜索の前に。

創作開始は来週…ってことで、急に暇になった。


各々で最善の準備を、との事だったけど、僕は別に装備の手入れ~とかそういうのは無いから…どうしようか。


ギルドで軽い依頼でも引き受けるか、それとも今一度サブラスでゆっくりするか。


この街は大陸のど真ん中、貿易の要。


だからこそ色々ありすぎるけど。


「ん…?」


突然連絡端末が震える。


おそらくスーベルニカ側で何かがあったから王が連絡してきたってところだろうか。


あまりにも無警戒に着信を取るとーー


『繋がった!テオか!?』


「ん、あれ?王じゃない?」


『俺だ、ヘルタだ』


あまりにも突然の電話、おまけにスーベルニカ王の端末からの受信。


何故ヘルタが電話に出るのかわからないが…とはいえ、ヘルタはあれ以降連絡すら取れない状態だった故、無事が判明したのは少し安心ではある。


『王が少し面白い物を、ってことで代理でかけている』


「ヘルタは…ああ、そうか、今王の護衛に切り替わったのか」


『そうだ。そして王からの伝言だ』


スーベルニカ王は絶賛最強のモドキ作りに勤しんでおり、今話すならモドキ関連の事なのだろうけど、そんなにモドキに関するなにかで大事なことってあっただろうか…?


『ヒグチの脳を役目が終わったからもう休ませよう、という話だったろ?』


「ああ、もう脳の保存出来る期間も限界だったからって」


『その脳なのだがな、埋葬するために培養機から取り出した直後、消失したそうだ』


「へー…消失…消失!?」


ヒグチは元々異世界人な為、確かにこの世界での死亡でどうなるかは気になってたところではあるが、にしてもこのタイミングで…?


しかも、消失…?

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