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17.職業冒険者


「皆、話があるんだ、、、」


僕は、休憩中の皆に向かって話し始める。現在の所誰も敵からの攻撃を受けていないこと。このまま、クエストを進めていく上では敵からのダメージを正確に測る必要があること。そして、被弾することによってパニックが生じることにより生存確率が下がる恐れがあること、、、僕は、誰一人としてそうなって欲しくない、、、


「それじゃ、私が最初に敵からの攻撃を受けます!ノシ」


意外にも、最初に手を挙げたのはメイだった。

ユリが私がと声をかけてくるが、それを制して僕はメイに尋ねる。


「いいのか?」


「はい!ノシ私は前衛職なので、被弾する確率が一番高いです!それに最後にパーティーに入ったから、恐らくこの中で一番弱いと思いますので、ダメージを測るのに丁度いいかと思います!」


「そうか、、、なら、この後エンカウントしたホーンラビットは、一体ならメイ単独で攻撃を受けるまで戦ってくれ。一度被弾した後、リサは直ちに回復を、ホーンラビットは皆で倒す!」


「「「「「はい!」」」」」


その後、話し合いを続け、メイ、ユリ、ミト、サラ、リサの順番に攻撃を受けることにする。僕?(・・?敵が遅すぎて被弾する自信が無い、、、(;´Д`)


そして、部屋を出て最初に出会ったのは、なんと都合の悪い、、、ホーンラビット2体とゴブリン1体だった。


「メイはホーンラビットに!ユリ!ミト!メイを援護して!!僕はゴブリンとホーンラビット1体を引きはがす!!」


そう言い残して、僕はホーンラビットとゴブリンに向かって駆け出す。

近くにあった石ころを拾い、ゴブリンに向けて投げる、、、そして、、、頭が砕けたよ、、、(;´Д`)

とりあえずゴブリンを始末してしまったことでホーンラビットの意識がこちらを向く。僕に攻撃を仕掛けようとしたところで、メイが一体のホーンラビットに切りつけた。


「やぁぁっ!!」


メイの剣戟がホーンラビットに当たるも一撃で絶命することは無く、そのホーンラビットの標的は僕からメイへと変わった。


「ぐるるるる、、、」


ホーンラビットが跳躍し、メイへと体当たりをする。小柄なメイの身体が宙を舞った、、、ところでユリがメイを抱きかかえて壁へ追突することを防ぐと、サラが詠唱を完成させてホーンラビットを屠っていた、、、(;゜Д゜)

何?その連携、、、(;・∀・)


で、言うてる間に僕もホーンラビットを真っ二つにしてメイの所へ駆け寄る。


「大丈夫か?メイ」


「はい、大丈夫です。意外と痛いですけど致命傷となるようなことは無さそうです。」


「そうか、リサ、回復頼む。」


「は~い♡まっかせて♡☆(ゝω・)vキャピ」


リサに回復を任せて、周囲を警戒する。リサはこの中でも格段にレベルが高いから大丈夫だとは思うが、魔法が使えなりそうだったら中断してでも迷宮を出よう、、、


そんなことを考えながら、メイたちの様子を眺めていた、、、


~~~


結果、、、なんの問題も無く皆被弾し、皆回復し、皆問題無いと言ってきた、、、(;・∀・)

特にサラとか生粋のお嬢様で魔法職だから体力無いはずなのに、、、(;´Д`)

レベルアップの恩恵なのかな?(;・∀・)

とりあえず一階を探索し終えて、僕らは迷宮を後にした。


冒険者ギルドでクエストの報告を行っていた所で、受付のお姉さんが不穏なことを言ってきた。


「ユート様、あそこの部屋でうちのギルドマスターがお待ちです。申し訳ありませんが、少々お時間を下さい。」


ギルドマスターって、、、嫌な感じしかしない、、、(;´Д`)

「はい、、、あの部屋ですね、、、」


僕はそう言うと皆を連れてギルドマスターの部屋をノックした。


「コンコンコン、失礼します。お呼びですか?」


「お~、よく来てくれた、まぁ座りたまえ!」


快活そうなオッサンだな、、、(;・∀・)


「私は、このギルドでマスターを務めているジンと申す。家名は捨てた。ところでユート君は冒険者を職業として考えていないか?」


ん?家名捨てたの??(;・∀・)

ってか、職業冒険者って?(・・?


「まぁ、要はクエストの受注報告による収入を主な収入とする者たちのことだ。ギルドを介した様々な情報が得られるほか、パーティーメンバーの募集などもここで行えるぞ!」


ジンさんの言葉に、皆の顔が蒼ざめ、僕の方を捨て犬のような目で見てくる、、、(;・∀・)


「あ、いえ、僕はこのメンバーで行こうと思っているので、パーティーメンバーを変える予定は無いです。それに、他のギルドでの仕事についてはこれからなので、、、」


「そうか、、、サーペントを打ち倒すほどの力量の持ち主なので、是非うちに来てほしかったのだが、、、」


「職業冒険者としてのデメリットのようなものはあるのですか?」


「ううむ、実はなんだが、時と場合によっては騎士団とともに都市防衛に出てもらわなければならない。それについては拒否権を与えられぬのだよ。」


なるほど、初級者や市民を守る際の戦力は多いに越したことないもんね!(笑)


「あ、それぐらいなら受けますよ!僕もここに住んでいますし!だよね?みんな。」


皆も安心したようで、心強く首肯する。


「そ、そうか!!では、その際には伝令を飛ばさせてもらおう。かたじけない。」


その後は、何気ない世間話をしてその場を去った、、、。ってか、ほかのギルドでも似たようなことがあるのかな、、、(;・∀・)


屋敷に戻ってからは、サラが食事の準備、メイとミトがお風呂の準備に走り、ユリはバトラさんから不在時の報告を受けて、リサさんがソファーで寛ぐといった感じで慌ただしく過ぎていった、、、(;・∀・)



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