クリスマスって辛かったんだ。
「くっ! 赤い残像がっ……」
「ホーーホホホッ!」
「ツリーの残骸に何かチカチカするヤツで巻き付けられて、アババババッ!」
「お巡りさん! この人チカチカ眩しいです!」
「そんな貴方に売れ残りケーキ、ブレイク」
「(°Д°) 顔面に! ぎゃぁぁぁ~!」
「(T^T) 売れ残りの気持ちが、お前にわかるか!(グリグリ)」
「(|| ゜Д゜) 怒りと共に塗りつけてはる」
「なめるな! 背後からの強襲!」
「ばか野郎! そっちはトラップが!」
「赤ッ鼻のトナカイが突っ込んできた!」
「おうおう、俺達ゃークリスマスだけか? それだけの存在か? 納得のいく説明をしやがれ!」
「酒臭っ! 絡み酒か!」
「まさか、あの鼻が赤いのって飲んでるから?」
「聞いてんのか? コラ!」
「!Σ(×_×;)! ヘブシッ!」
「意外と強いぞ」
「アサナ大佐! どうにかして! ……アサナ大佐、何してんの?」
「ん? ツリー片付けてんだが?」
「(;・ω・) 今、戦闘中ですよ?」
「来年も使うもんだし、今、仕舞っとかんと正月大変よ?」
「なら、これも処分して貰おう!」
「赤い集団が手に手にケーキ持ってる!」
「鑑定結果が出ました。クリスマスケーキ。腹痛の状態異常付き」
「( ̄▽ ̄;) そりゃ、期限切れてるもの」
「クリスマス終盤戦。5割6割引き当たり前でも売れ残ったケーキ達! この甘酸っぱさがわかるか!」
「(#`皿´) 酸っぱいのかよ! そりゃー、状態異常も付くわ!」
「( ̄^ ̄) わたしが相手になろう!」
「(゜゜;) アサナ大佐?」
「( ̄^ ̄) 貴様らの無念、全て飲み込んでやる」
「そう言って、売れ残った商品を持って帰ならないらない身にもなってみろ! 食らえ! ケーキブレイク!」
「パクっ。ごっちゃんです」
「Σ( ̄ロ ̄lll) ひっ、一口だと……」
「……ハングリー〇ング」
「!Σ( ̄□ ̄;) ケーキが消えた!」
「ふむ、中々だったぞ」
「( ;∀;) これで……売れ残りは無くなった」
「( ̄^ ̄) 頑張ったお前達に褒美をやろう」
「おおっ! 天から光が……」
「羽をもった者が降りてくる……あれは!」
「( ̄^ ̄) 天使の羽を着けた魔王ちゃんだ」
「お兄ちゃん。お疲れさま(ニコッ)」
「( ロ_ロ)ゞ 天より降り注ぐ光と魔王ちゃんの笑顔はクリスマス商戦で荒みきったバイト達の心を溶かすのであった」
「( ̄^ ̄) うむ。説明、乙」
「嗚呼、何だ……この涙は」
「あったかい。……何て温かい光なんだ」
「(´-ω-`) もう、俺はロリでいいや」
「( ̄^ ̄) よし、終わったな。次いくぞ次」
「アサナ大佐! 待ってください。俺達も一緒に行きます!」
「そうだ! 町行くカップル相手に心で血の涙を流しながらどれだけ呪ったことか!」
「( TДT) お前達の気持ちよくわかった!赤い服を脱いで新年に向けて出発だ」
「「おお~~~! アサナ大佐、バンザイ!!」」
「えー、今から魔王ちゃんファンクラブの新規募集を始めます! 今なら魔王ちゃんの握手とカレンダーが着きます。申込みはこちらでーー」
「!( ̄- ̄)ゞ アサナ大佐! 俺達魔王ちゃんに着いて行きます!」
「Σ(゜Д゜) 最後の最後に持ってかれた!」




