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虫退治行ったのに一気飲み大会てどーよ

勢いに騙されて……だらけた文に。

「わたし並に有名になれば、指名依頼がくるんだな」


(¬з¬)天狗なってるとこ悪いんですけど。


「鼻は長くないし、顔色も普通だけど?」


言い直して、チョ~シ乗ってる所悪いんですけど。


「(°□°;)そんな意味あったの!?」


(¬з¬)知らんかったんかい。


「(°□°;)しっ、知ってたよ。ああ、知ってたさ!」


( ̄∀ ̄)知ってたんどすな。ボケただけですな。


「(°□°;)そうそう。その通り!」


(¬з¬)……(絶対知らなかったな)それで?なにがあったんです?


「クエストが名指しできたんだ」


サリガニ釣りの?


「おしい!ちょっと違った」


(・_・;)似てるの?


「答えは、虫退治だ」


(・_・;)何です?虫退治?何か大量発生するイベントありましたっけ?


「何でも養蜂農家にある蜂の巣に闇スズメバチが居座って困ってるらしいんだ」


それをアサナさんの火力で殲滅?


「立ち退きと今まで使った巣箱のショバ代を取り立てるんだって」


(・_・;)それって、それなりの関係者がやることだよね?……ああ、フリーの取立屋と思われてんだ。


「なんか、言った?」


(^_^;)いえ、そんな依頼入るなんて、すごいな~と思って。


( ~っ~) そうだろ。そうだろ。


( ̄∀ ̄)頑張って下さい。それじゃ、アッシはこれで。


「(¬з¬)ちょっと待てや」


……何です?


「鞄持ちがいないと話にならんだろ?」


(`ε´)誰が太鼓持ちですか。そんなのはサバンナの高橋に任せますよ。


「バイト代出すから」


(`∇´ゞ だだちにお持ちします!


「(^_^;)現金な奴だな」


鞄はこれですか?袋がけっこう入ってますけど?


「養蜂農家だから、蜂蜜くらいくれるだろ?」


(」゜□゜)」どんだけ貰う気だよ!そこ潰れるよ!


「そんなに無いだろ?」


……多分、一部屋蜂蜜だけで埋まる分持ってけますよ。


「(`ε´)そんなに少なくない。二部屋分くらいだ」


(;`皿´)だから!そんなに貰えないつ~とろうが!


「(°□°;)なして?」



大体、基本的に取れる量なんて巣箱にいくらかしか無いんですから。それにそんなに貰ってどうするんですか?


「水代わりに飲む!」


(;`皿´)蜂蜜を飲料水代わりにゴクゴク飲む気か!


「炭酸水で薄めて飲むよ」


いやいや、そんな事じゃなくて、アサナさんの蜂蜜漬けが出来ますよ。


「(¬з¬)いいじゃん。別に」


(^_^;)その後、サリカさんにおいしく食われますね。


「(°□°;)ガクブル。そっ、それはあり得る!」


……だから、依頼達成したら、蜂蜜を2つ3つ貰って――


「その場で一気飲み!」


(;`皿´)飲むのから離れんかい!


「その辺は、後でまた考えるとして、行くぞ」


(¬з¬)へ~い。




◆◆◆◆◆




こんにちは~。蜂蜜漬けになりたい妖精連れてきました。


「すまんが、持って帰ってくれ。これから大事な客が来るんだ」


……だそうですよ。アサナさん。帰ってやけ酒でも飲みましょう。


「(;`皿´)ワタシを置いて話を進めるな!」


「アサナ?おお!あなたが依頼を受けて下さった」


蜂蜜の代わりにキムチに漬けられる妖精です。


「アホは無視して下さい」


(┳◇┳)


「その前にキムチの元を用意した方がいいんですかね?」


「(-_-#)おい、ジーサン喧嘩売っとんのか?サンタみたいな髭を引き抜くぞ」



「(^_^;)この髭だけは止めて下さい。代わりに蜂蜜――」


「(゜∇゜)えっ!くれるの?」


「――をたらしたホットケーキを用意します」


「……それで勘弁してやる。ただし、100人前な」


「(」゜□゜)」そんなに食べるの!?」


アサナさんの食欲をなめてはいけません。それで、腹八分目何ですから……。


「(T_T)このままでは、破産する」


アサナさん。食べるのは後にして、先に依頼を聞きましょう。


「なんでも、ここで蜂蜜一気飲み大会があるって聞いてきたけど」


(」゜□゜)」アサナさんの脳内設定きた!


「(」゜□゜)」ホントに妖精の蜂蜜漬けになる気なのか!」


そうじゃないだろ!脳味噌まで黄色くなってるの?巣箱の奪還!


「……そんなのもあったな」


(^_^;)始めっから、それしかありませんが?


「(;`皿´)嘘こけ!たしかここにそれに参加する券が……あれ?」


(;`皿´)だから、アサナさんの脳内設定だってさっきから言ってんの!


「(T_T)そんな~。たしか、町を出る時にサリカが悔しがってハンカチ噛んでるのを見たのに」


(^_^;)サリカさんならアサナさんを木に吊してでも自分が参加するでしょ?


「(・_・;)そう言えば、そうするよな」


だから、妄想だと言ってるんですよ。


「え~と、話は済んだんだろうか?」


ジーサンすいません。最近、甘味に対してヒドい幻覚を見るんです。


「(・_・;)それって、禁断症状じゃない?」


ゲーム内だからって、甘いものばかり食べてたせいで少しばかり脳波が乱れてる だけです。


「(・_・;)……そうなのか」


( ̄∀ ̄)まあ、たまに暴れることもありますけど。


「(°□°;)やっぱり禁断症状だろう!」


( ̄∀ ̄)大丈夫ですって。その時はこの白い粉を舐めさせればいいんですから。


「(・_・;)それって……」


( ̄∀ ̄)砂糖です。


「(¬з¬)何かわたしを薬物依存症みたいに言ってね?」


( ̄∀ ̄)十二分に甘味依存でしょう。


「右に同じ」


「(ρ_;)ただ、甘い物が好きなだけなのに……」


(¬з¬)現実だったらとっくに糖尿病一直線ですよね?


「!(b^ー°)その時はキムチの元で相殺するさ!」


「(;`皿´)そんなん出来るか!」


(」゜□゜)」血管切れそうなツッコミ入りました!


「(°□°;)なんで、ジーサンが怒ってるの?」


「大体、若い内からそんなに甘いもんばっかり食ってるから成人病が多いんだ!」


「このゲームの事だから下手するとその辺も入ってくるかもしれませんね」


「(;`皿´)ワシが申請しとく!」


(¬з¬)止めといた方が良いと思いますよ?……かつてあった、2大怪獣事件を知ってますか?


「……確か寺が町が一つ壊滅しかけたとか」


( ̄∀ ̄)その主犯がこのやらかしまくってる妖精です。


「(°□°;)とんでもない人を呼んでしまった……」


( ̄∀ ̄)人でなく、妖精でんがな。



「そんな事よりも、早く闇スズメバチを追い出して、ホットケーキ食うぞ!」


(・_・;)食べるのは決まったみたいですね。ホットケーキ100人前。


「(┳◇┳)用意してやるよ!」




◆◆◆◆◆




……で?


「ジーサン、何か言うことあるか?」


「……?」


(¬з¬)あたしらの目にはデカい雀しか見えないんですけど?


「グラサン付けたヤツな」


「あれが闇スズメバチですよ?」


(」゜□゜)」マヂで!


「(」゜□゜)」ホントに!?」


「そいつらが囲ってるのが奪われた巣箱なんじゃ」


(・_・;)う~ん。鳥の巣箱みたいだね。


「(・_・;)どこをどうコネクり回して見ても巣箱だよな」


(¬з¬)それで、スズメバチって言うくらいだから蜂蜜もため込むんだよね?


「周りの蜂箱からミカジメ料として定期的に奪われてます」


(」゜□゜)」やっぱそっち系か!


「(-"-;)そんな事よりも、ワタシに報酬として払われる蜂蜜があいつらに奪われている事が一大事だ!」


「(」゜□゜)」やっぱりそっちに食いつくのか!」


( ̄∀ ̄)アサナさんですし。


「(;`皿´)代表者出せやコラ~!」


(」゜□゜)」ひとりでぶっ込んじゃった!


「(ρ_;)生きて戻れますかね?」


(・◇・)?何かあるの?


「下手すると、闇スズメバチの下っ端が、ドス腰溜めにして突っ込んで来るんドス」


(」゜□゜)」やっぱ、そっち系か!それに最後のシャレはむごかった!


「(°□°;)それより、追いかけないと……」


……巣箱が残骸と化すかもしれませんね。




◆◆◆◆◆




『それでは、第1回蜂蜜一気飲み大会を行います!』


(」゜□゜)」何でこうなっちゃってんの!?


「(・◇・)?巣箱を焼き尽くされたくなければ、蜂蜜飲ませろって言っただけだか?」


「( ̄∀ ̄)そこにワシが入って、勝った奴の総取りにしようって事にして大会にこぎ着けました」


(」゜□゜)」なんで2人ともドヤ顔なんだよ!


「( ̄∀ ̄)思いっきり飲めるな~と思ってな」


「( ̄∀ ̄)溜め込んである蜂蜜が全部手に入れる事が出来るな~って」


(」゜□゜)」ジーサン!捕らぬ狸の何とやらって知ってる!?


「( ̄∀ ̄)アサナさんがいれば大丈夫でしょう」


(・_・;)そうなるとアサナさんが持ってくことになるよね?


「(」゜□゜)」ワシにはまったく入ってこない!?」


(;`皿´)今更かよ!


『選手の方はこちらに列んで下さい』


「(°□°;)ワシも!」


『飛び入りの方は蹴り出します』


「(T_T)」


( ̄∀ ̄)諦めて見ときましょう。


「……ハァ~。手には入ったのは参加費の5割だけか」


(°□°;)そんな事もやってたの!?


「大々的にやって養蜂農家を有名にしようと思ってな」


(・_・;)商魂逞しいっすね。


「そのおかげで、200人程参加者がいたんだか……」


(°□°;)そんなに集まったの!?


「その8割ほどが、《特濃蜂蜜》を飲んで幻覚症状を起こして病院行きです」


(°□°;)ホント何してんの!?


「ただ、濃縮しただけなのに……」


……ちなみにどれ位?


「……濃縮度、500%」


(」゜□゜)」どんだけやっちゃってるの!?そりゃ、幻覚症状も出るさ!


「(>Σ<)まさか、あそこまで濃縮出来るとは思わなかったんだよ!勿体ないから試験的に飲ませただけだし」


(¬з¬)え?自分では飲んでないの?


「(¬з¬)あんな危なそうな物飲めるわけがないだろ?」


(;`皿´)いい性格してるな!ジーサン!


「( ̄∀ ̄)そうホメるな」


(;`皿´)ほめてねぇ!


《それでは、蜂蜜一気飲みの決勝戦です》


(」゜□゜)」はやっ!一体どうした?


《5名以外は病院行きです》


(;`皿´)更に犠牲者ガ出たぞ!どうすんだ!?


「(゜∇゜)危険な甘さとして売れないかな!?」


(;`皿´)売るな!


《それでは選手の入場です》


……当然のようにいますね。


「話では濃縮蜂蜜のおかわりを要求したそうだ」


(ρ_;)すでに末期ですから。……他の選手は闇スズメバチが2体に目がうつろな人が1人。それにどっかで見たことのある人魚が一匹……。


「どうした?顔色悪いぞ?」


知ってる人魚に似てるなって思って……。


「何かアサナさんと睨み合ってるあの子?」


(」゜□゜)」メンチ切り合ってんの!?やっぱ、サリカさんかよ!


「(゜∇゜)知り合い?美人じゃん。紹介しろよ」


(;`皿´)ジーサン!年考えんかい!そうじゃなくて、2大怪獣事件の一因はアサナさんだって言うのは言いましたよね?


「それが?」


(ρ_;)もう1人の原因が揃いました。


「(゜∇゜)またまた~、冗談は存在だけにしてくれよー」


(;`皿´)わたしの存在は冗談か!?


「《奇っ怪人》てユニーク種族でしょ?全てが冗談にする事ができる能力を持っている」


( ̄○ ̄;)あ~~。そんなんだっけ?


「何でもジャンプであったマイナスのカッコ付けくんがモデルらしい」


(°□°;)エラい所から持ってきたな!


「能力名『オール・ヘックション』だったよな?」


(°□°;)確かに全て冗談に出来そうだな!


「くしゃみをすると――」


(゜∇゜)元に戻るんだろ?


「更に状況が悪化するそうです」


(°□°;)誰の特も無いよね!?


「運営が、『突発性の事故はどこでも起こり得る。その時の対応力を磨いて貰いたい』って言ってたような……」


(¬з¬)ぶっちゃけ本音は?


「『面白ければ、ジャスティン!』」


(°□°;)そこ、ジャスティスじゃね!?


「(゜∇゜)確かにそう書いてありました!」


(;`皿´)どこの誰だよ!


《ウルサい漫才は後にして、スタート!》


「(°□°;)これから良いとこだったのに!」


(;`皿´)そんなもん、ねえ!


「「ごくっ、ゴクッゴクッゴクッ……」」


腰に手を当ててジョッキ傾けてる妖精と人魚。シュールだ。


「「プファ~!この一杯の為に生きてるな~」」


(;`皿´)オッサンか!


「「生、おかわり!」」


(;`皿´)居酒屋か!


《2人を除く人達はリタイヤです》


(」゜□゜)」はやっ!


《なお、この勝敗の方法はビールジョッキ50杯を先に飲み干した方が勝ちです」


すでに早飲みじゃなく持久走だよね!?


「2人とも変わらないペースで飲んでますな」


(¬з¬)落ち着いてますけど、どちらにしても2人でかっさらいです。


「!(b^ー°)そのために500%投下です!」


(」゜□゜)」なに爆弾投下してんの!?逃げる!マッハで逃げる!


「( ̄∀ ̄)イッテラ~」


(;`皿´)ジーサン!結界みたいなの張られてて出れないんだけど!


「( ̄∀ ̄)オカエリー」


「「あれ?ジョッキ持ってくる奴がいないぞ(わよ)?」」


(・_・;)そう言えば、辺りから人影が消えてる……。


「避難指示出したし、高カロリー警報で」


……高カロリー警報?


「ある人物達に高カロリーを与え続けると巨大化する。その水準を越えた時になる警報です」


……つまり?


「そういう事」


「サリカ。飲み足りないな!」


「アサナ、裏に樽詰めして~あるみたいよ~」


「よし!飲み比べの続行だ!」


(°□°;)2人とも裏の方に走って行っちゃった!


「「ゴクッゴクッ、ゴクッゴクッ、ゴクッゴクッ……」


なにやら飲んでる音が聞こえてますが?


「さて、非常口から逃げるか……」


(゜∇゜)アッシも一緒にお願いします。


「そんじゃ、こっちだ。着いてきなさい」


《メギッメキッ……メキメキメキッ!》


「「アンギャャャーー!!」」


(°□°;)巨大化した!


「(°□°;)早く逃げるぞ!」


(°□°;)周りの建物食い始めましたよ!


「大事な巣箱が!」


今は、それよりも逃げなければ!


「「もっとうまい物食わせろ~!」」


暴れはじめましたよ!


「暴れさせとけ!どうせこの結界からは出られん」


(°□°;)出口に早く!


《グシャッ!!》


「(・_・;)……今、潰された」


(゜∇゜)キ〇タマが?


「……唯一の出口」


(・_・)エッ..?


「このままでは、暴れる怪獣に踏み潰されるだろう」


(°□°;)どうすんだよ!ジーサン。


「『オール・ヘックション』じゃ!」


(・_・)エッ..?


「くしゃみして状況の悪化!運が良ければ結界が破れて外にでれるはず!」


(゜∇゜)そうか!ならば、鼻を……ヘッ……ヘッ、ヘックション!


「どうなった!」


あれ?2大怪獣が止まりましたよ?


「下向いて……何か顔色わるいぞ?」


「「気持ち悪い」」


(・_・;)……まさか?


「「オェェェ~~」」


(」゜□゜)」吐いちゃった!


「マーライオンみたく吐き続けてるぞ!?」


(°□°;)足下が変にベタベタして気持ち悪い!


「(°□°;)蜂蜜!?蜂蜜なのか?結界で中に溜まってきてる!?」


(°□°;)どうすんだよ!ジーサン。


「……結界の効果が切れるまで建物の上にでも避難していよう」


(;`皿´)そんな所ねえよ!全部壊されてんだろ!


「(ρ_;)溺れるしかありません」


(┳◇┳)マジか~。




◆◆◆◆◆




死に戻りしたのに体から甘い匂いが取れない。


「どうかしたの?」


(;`皿´)アサナさんのせいで蜂蜜の中をバタフライしたんだよ!


(゜∇゜)どこ!?泳ぎに行く!


(;`皿´)行くな!



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