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お館様の代理人 呪いの館を相続したはずが館にめちゃくちゃ世話焼かれてるんですけど!  作者: zingibercolor
第2章

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20/24

侵入者とか勘弁なんですけど

 バタバタはしたけど、その後数日は特に何事もなく、おだやかな日々を過ごした。日に12時間寝て、お館様に世話を焼かれてちゃんとご飯食べて、Uberとネットスーパーで日々の食事を買って、柴胡ロジーの配信を見て、アイス食べて、SNSを巡回して、ネットサーフィンして。

 おだやかといえば聞こえはいいけど、生産性がなさすぎる日々である。でもお金にだけは困ってないし、何か生産する体力があるわけでもないし。悲しいなあ……。

 遺産を相続する条件だったからこの館に引っ越してきたけど、実家は生活していた時のそのまんま。そのうちあっちも何とかしなきゃなあ、今後住む予定はないんだから、いるものと思い出のものを引き取って、いらないものは捨てて家を売って……。

 でも、とてもそんな体力ない。人に手伝いを頼むとしても、信頼できて頼める人なんて、どこにいるんだ? 叔父さんはまだ働いてるし、頼めるとしてせいぜい茜伯母さんくらいだけど、そんなに大変なことなかなか頼めないし……。

 私は日に12時間寝る。19時に寝て7時に起きる感じで生きている。その日も19時頃に寝ようとしていて、寝る前にお手洗いに行ったとき、本館の方でガシャンと音がした。

 なんだろう? お館様がお皿か何か割った? 大丈夫かな?

 本館の方に行き、そして私は、知らない男数人が窓ガラスを割って侵入してきているのを目にした。

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