74.アンの罪
※この物語はフィクションです。実際にいる人物、団体とは一切関係ありません。
ラン原作品
現代異世界ファンタジー
『アサシン』
毎週土曜日に1話ずつ投稿!
原作だけでなく、イラストなども投稿しているので、気になる方はXを見に行ってみてください。
イラスト垢 @RAN_assn
創作メイキング垢 @Ran_Makin
ラール「君が抱える、罪の話をね…」
アン「……」
アカネ「なんだ?アンの抱える罪って…」
ラール「彼女の罪と言うより、彼女の“一家”に課された罪かな?」
サスケ「い、一家!?」
ネム「かかかか家庭持ち!?」
アン「いえ、家庭と言うより、家族がいます…」
アカネ「いや一緒!」
ラール「正しく言えば、彼女には血の繋がりのある家族がいるんだ。父親と母親、そして姉の4人さ…」
ネメシス「まぁ、そう言う事だよな…」
アカネ「紛らわしいな」
サスケ「で、その家族になんの罪が課せられてるんだ?」
ラール「ここで、瘴気の話に繋がるんだけど、この瘴気を放ってる犯人は、彼女の姉だよ。」
アカネ「姉?」
ラール「彼女とは全くの正反対の『絶望の神』…彼女が今異世界にも影響を与え兼ねないレベルの瘴気を放ってるんだ。
アカネ「それとアンの罪になんの関係があるんだよ!」
ラール「大前提の話をするけど、神って、全員がアンみたいな善人じゃない。ほとんどの神が秩序と均衡を気にかけるお堅い連中ばっかだよ。現代にもいるだろ?昔の考えばっか押し付けてくる老害が…天界の神も似たような奴がいるんだ。そんな奴らの前で『絶望の神』なんて肩書きを持った奴が生まれてみなよ?」
ネス「そう言う事ね…」
アカネ「なんか分かったのか?」
ネス「簡単に言えば、アンとその一家は絶望の神とか言う厄介者を生み出した罪を古い考えを持つ神達に勝手に背負わされてるって事ね…」
ラール「相変わらず理解が早いね。その通りだよ」
アカネ「そんな責任、放棄すれば良いだろ…」
ネス「そんな簡単に言える話じゃないわよ。アンは今の立場、『天界の当主』よ?そんな存在が罪から逃げれば信用問題にも関わる。つまり、当主と言う立場を利用されてアンは罪から逃れない…そして、その両親も自ずとにげれないのよ」
ラール「全く持ってその通りだよ。老害共はアンの“当主”って立場で逃げ場を無くし、姉の罪を弱みとして握って彼女を思うがままに動かしている…」
全員がアンの現状に絶句する…
そんな張本人のアンも、自身の現状が事実なのか口を固く閉じ、何も喋らない。その行動が皆に『事実である』と告げているようなもの…信憑性が増してくる。
モコ「そんなの許せないよ!弱みを握って当主て立場を与えて逃げ場を無くした挙句、弱みで好き勝手動かすって…」
アカネ「正直、社会の悪いところを見た気分だぜ…」
ネム「でも、アンは何も悪くないじゃん!これは、ラールの依頼、受けるしかないよ!」
アン「皆さん…」
ネス「正直、アクアの時に助けて貰ったし、どこかで恩は返さないとって思ってたし、ちょうど良いわ…」
アン「…ネスさん…」
ネス「ラールとか言ったわね…倒して欲しい神は誰なの?」
ラール「やる気十分なみんなには悪いけど、先に、もう2つ伝える事があるんだ。」
アカネ「まだよ!なんかあんのかよ!」
ラール「焦らない焦らない。次に話すのは、彼女の姉の事だよ。」
ネム「確かに、聞いてないかも…」
ネメシス「もしかすると、戦うかもしれねぇし、知っとかないとな…」
ラール「彼女の姉はウイ…絶望の神で、現在、天界の地下に1000年間封印されてる」
モコ「せせせせせ1000年!?」
アカネ「途方もねぇな…そりゃ瘴気も放つわ…」
ラール「そして、次が彼女の両親についてだよ」
シロ「そう言えば、親がいないな」
アン「お父様と、お母様は…」
ラール「まぁ、見たらわかるよ…」
ラールに連れられ、再び移動を始めるアサシン。
次回、2話同時投稿!(※新キャラ登場)




