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人生をやり直しますか? 〜YES or NO〜 【みんなの心の中が読み取れる少女は、やり直し高校生活でやりたい放題です】  作者: 相賜 奏合


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27/56

[27]

2年4組でホームルームが始まる。

担任の原田が口を開く。

「えー、今日からこのクラスに仲間が入った、石本、前へ」


真子は呼ばれて前に出る。


「それじゃあ、自己紹介」


(自己紹介かー、、、)

(インパクトが大事だよねー、

よし、いっちょかますかー)


「西岡市暁月町にリハウスしました、石本真子です。よろしくね」


得意のテヘペロポーズも披露するおまけ付き。


決まったー


――沈黙。


・・・・あれ?


教室がざわつく

心の声が聞こえてくる


【リハウスってなんだ?】

【なんか、軽いな】

【あれ、自己紹介なのか?】

【ヤバい奴なんじゃね】


敢えなく撃沈であった。


この空気に耐えきれなくなった原田が口を開く。

「石本、もういい、席に戻って・・」


真子は肩を落としながらズルズルと席に戻る。


(やっちまったー、この年代のリハウスネタは鉄板じゃなかったのかー、、、)

(私が中学で転校した時に言えなかったから、今回はイケると思ったのに、、、)


後ろの席から小さな笑い声が聞こえた。

「・・・・なんかすごいの来たな・・」


ーーーー


昼休み、教室で1人ボーッと外を眺めていると救いの声が聞こえてくる。

「あー、まこちー、このクラスになったんだー」


声のする方へ顔を向けると入口で裕子が手を振っていた。


「ああー、ゆうこー」

元気のない返事に裕子は不思議そうにして真子に近づいてくる。


「まこち、どうしたの?元気ないね」

「ああ、ゆうこ・・私は宮沢りえにはなれなかったよ・・・・」


裕子は何を言っているのか訳が分からず首を傾げる。

そして普通にスルー。


「そうだ、まこち、この前はありがとうね」

「あの時の話をさ、友達にしたら、相談にのって欲しいって子が居たから連れて来たの」


裕子の横には1人の女の子が立っていた。


柊 雫(ひいらぎ しずく)


髪は明るめ。ピアス。目つき強め。

いかにもモテそうな女性である。


――うわ、絶対ヤンキー系だ。


真子はパッと見、心の中でツッコむ。

(えっ?ゆうこのイメージと合わない友達だな・・・・大丈夫なのか?)


そう思いながら雫の顔を見ていると、相手が口を開く。

「柊 雫です。よろしくお願いします」

ぺこりとお辞儀をする。


(ギャップ萌えー)


ポカーン顔で雫を見ていると裕子が紹介する。

「石本真子ちゃんだよ」

その言葉に合わせてぺこりとお辞儀する。

「あっ、ども」


真子は気を取り直し、空いている椅子に腰掛けるよう促す。


「んで、相談って何?」


真子が尋ねると、雫は恥ずかしそうに答える。

「わたし、付き合ってる人がいるんだけど、なんか、そっけなくて・・嫌われたのかなって・・」


(あーー、恋愛相談かー)

面倒くさかったが、暇つぶしには良いかと相談に乗ることにした。

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