↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
街角聖女 木彫りの小さな聖女像のお話  作者: 葉月秋子


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

PR
35/50

その35

その35


 シトリンとダリアの町を含むいくつかの町を治めているのは、トラウトス男爵と言う貴族様です。

 あまり身分の高い貴族様ではないそうです。

 それぞれの町には代官とその私兵がいますが、装備の整った騎士は、男爵のお城に詰めているだけです。



 シトリンの町のギルドは小さいので、高ランクの冒険者たちがいません。


 ダリアの町から広域魔法を使える魔術師が駆けつけるまで、なんとかゴブリンの群をおさえておかなければならないのです。

 周りの農地から、村人も避難させなければなりません。

 C級とD級の冒険者パーティーが何組も編成され、裏門から出ていきます。


『皆さん、ご無事で。どうか怪我をしませんように』



 残った人たちも、門を補強したり、見張り台に薪と油を運んだり、大騒ぎです。



「代官め、下級の魔物など冒険者にまかせておけと言いおった」


「「湧き」の怖さも知らぬ金持ちどもが」


「たかがゴブリンなどで騒ぐのは沽券にかかわると思っているのさ」


「割を食うのはいつも俺たち平民だ」


「村がやられれば、責任を取るのは代官だぞ。

 一体何を考えてやがる」




 町の警備隊の制服を着て槍を持った、ラウスさんが走ってきました。


「ゴブリンの先鋒が西の野に現れたそうだ!

 テオたちはまだ戻らんのか!」

 

 

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。