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その25 ミリィ
その25
おばあさんが三歳くらいの女の子を連れて来ました。
「ほれ、今日からここがあんたの家じゃ」
金髪のお人形のようなかわいい子です。
テオがびっくりして見ています。
「しばらく預かることになったミリィじゃ。
ほれ、これがテオじゃ。仲良くしてもらえ」
「・・・お父ちゃんは?」
ミリィは唇を震わせてたずねます。
「しばらくは、遠くでお仕事じゃ。
ここで良い子で待っているんじゃぞ」
テオはにっこり笑って手を差し出しました。
「おいで。小さな聖女様に会いに行こう。
かわいい子猫たちがいるよ」
お茶を持ってきたエリアさんが、おばあさんと話し込んでいます。
「借金奴隷・・・ですか・・・」
おばあさんは、ほう・・・とため息をつきました。




