第四話 ステータスボード
このエピソードでのモイラスとハルの会話はすべて念話です。情報多めだけど許してね。
名前:ハル・フォン・シックザール
職業:魔剣士
レベル:1
体力: 30
攻撃力: 5
俊敏: 2
耐久力: 2
魔力: 10
知力: 120
幸運: 50
器用: 3
保有スキル一覧:
アーツ系スキル: 料理 3、剣術2、体術1
コモンスキル: なし
エクストラスキル: なし
固有スキル: 体力回復速度上昇
必殺スキル: なし
称号: 転生者(効果なし)、シックザール家の息子(効果: 体力回復速度上昇)
モイラスはハルの家系について話し始める。
「まず最初に君の体力が高いのは、君が生まれ変わった家系の恩恵だね。君の家系シックザール家は騎士の家系で代々将軍を務めてるんだ。」
ハルは心のなかで頷く。
「じゃあ、この固有スキル: 体力回復速度上昇もこの家系の恩恵か?」
「そうだね。多分そのスキルは継承系スキルだね。」
ハルは疑問に思う。
「継承系スキルってなんだ?」
「継承系スキルは、先祖代々受け継がれているスキルのことだよ。スキルは受け継がれ、徐々に強力になっていく。」
「そして次に知力なんだけど、これは君のIQを表していて基本的には変わらない、がデバフ系魔法に知力を落としてくる魔法があるから要注意だ。」
「最後に幸運値なんだけど、これは生まれたときに決まっていて後から数値を上げることはできない。50が平均で最高値が100、最低値が0なんだ。」
ハルは教えられた情報を頭の中で整理する。
「この世界の職業設定ってどうなんてるんだ?」
モイラスは職業について説明する。
「この世界の職業は基本的に6段階に別れる。初級、中級、上級、超級、帝級、神級だ。この世界の大半のシステムは君が前世遊んでいたゲーム"TOP OF THE PLAYER"を下に作られている。」
「え?!それを先に言ってくれよ!じゃあ、剣士系職業なら剣士、剣豪、剣聖、剣王、剣帝、剣神ってことか?」
「そうだね。聞きたいことはだいたい聞けたかい?」
ハルは聞き忘れがないか考える。
「多分大丈夫かな。」
「オッケー、じゃあ今度はスキルについて話そうか。まずスキルは2種類に分けられる。魔力が必要なやつと必要ないやつだ。魔力が必要ないスキルはアーツと呼ばれ、反復練習によって熟練度が上がる。そして魔力が必要なスキルはコモンスキル、エクストラスキル、ユニークスキル、レジェンドスキル、固有スキル、必殺スキル、特殊スキルに分けられる。」
「必殺スキルってなんだ?」
「必殺スキルはこの世界の人間なら誰しも持っているスキルで、とある条件を満たすと解放される強力スキルだ。ただこの世界では条件が明らかになっていない。まあ、これは前世で言う必殺技だね。」
「俺の職業ってこの世界ではどう思われてんの?」
モイラスは淡々とした口調で話し出す。
「それを聞いたってことは答えはわかってると思うけど。まあ、結論から言うと、最弱とされているよ。
魔法と剣の両立ができない、熟練度が上がらない、一つを極めたほうが強いっていう人がほとんどの世界だ。」
ハルはにやりと笑った。
「ふっ、最弱だろうが関係ないね。戦闘での両立は俺の十八番だ。この世界でもこの職業を極めてやるよ!って、眠くなってきた。今日は限界か。
そう意気込んだハルだったが、ハルの一日の活動限界を迎え眠りについてしまった。寝たハルに対しモイラスは呟いた。
「頑張れよ、この=======で。」
そう何かを言い残しテレパシーが切れた。
ー1年後
ハルは1才と6ヶ月になった。この世界の時間は前世と変わらず1時間60分、1日24時間、1年365日だ。あれからハルは将来どのように動くか計画を立てていた。そして、
「きゃああ!!、奥様!!奥様!!ハル様が、ハル様が歩き初めました!!」
突然歩き始めたハルに、メイドは驚いた様子を隠せず、母親のサラに伝えに行った。
(やったー!!やっと!やっと歩けるようになったぞ!!長かった!こっそり練習し始めてから約半年!当たり前に出来ていたことに半年もかかるとは。つってもまだ、走ることはできないけど。)
ハルはこの一年間魔力を感知する訓練をしていた。モイラスによれば、魔力の感覚を掴むには小さい頃から練習したほうがいいらしい。その結果体の中に巡る魔力を感知できるようになっていた。
ブックマークお願いします。




