レベル1のマァム
マァムは公園をフルで回る。
勿論マスターの指導付きだがそんなところでへばる。
「マァムお姉ちゃん大丈夫!?」
二番目に遅れていたスフレがマァムに駆け寄る。
「私は平気よスフレちゃん…」とマァムは強がるが息絶え絶えで顔色もよくない。
「無理しなさんな。君は休んでいなさい」
とそこでロロイが彼女を背負う。
「いいなーマァムお姉ちゃん…」「スフレ様私がおんぶしてあげましょう」
羨ましがるスフレにカトレアが催促しだす。
「やだロロイお兄ちゃんの方が肩幅広いし乗り心地良さそうだもん」「しょんなっ!」
カトレアはショックを受けた。
「マスター戻りましょうお昼の時間よ」
「そうだね僕もお昼食べながら公園巡りなんて器用なことなんてできないし」
そしてマスター達はメルベイユに戻り、マスターは現実へと戻った。
マスターは以前は仕事中もおでかけプレイはしていたが最近はお城などの長時間預けるところに預け8時間後に迎えると言うスタンスに変えている。
スマホが壊れたのとある少女の死と呪いでマスターは休みの日を除く短時間でのおでかけはやめた。
「ふうそろそろ45分てとこか微妙だなぁ…」
マスターは時計が15時45分を指しているのを見る。
16時になれば仕事は終了だ。
残業がなく、そこは障雇としてはありがたい。
マスターは仕事するふりしてやり過ごしまくる。
そこでちらっと支店長と顔を合わせてしまった。
(やばっ、真っ暗な部屋で掃除してたから何か文句言われるかも….)とドキドキしたが気にしないように素通ってくれてそこは助かった。
「ほっ」マスターは肩を撫で下ろす。
やがて時計は55分を切ってきた。
「キリが良いな帰ろう」こうしてマスターは帰路についた。
そしてマスターは549の世界に入る。
「マスター、ポイント貯まったでしょ?探索マップ交換所に行きましょう」
迎えに行ったところラナンが明るい声を開いた。
「60000か結構貯まったね」
「報酬が楽しみだね♪」
そしてマスター達は交換所へ向かう。
その時はマァムもついて来ていたがマスターとラナンの話している事が気になったのか、「おでかけすると何かいい事あるんですか?」と聞いてきた。
「うん、おでかけは公園、市場、図書館、喫茶店そして城と乙女達を連れて行けるけど迎えに行くたびにEPが手に入るんだ。それで交換所で報酬をもらうってわけ」
「そうなんですか。私も沢山おでかけしなきゃですね」
「そうだねそうだね「きゃあぁ!」
マスター達が駄弁っているそんな時そんな時女性の悲鳴が聞こえてきた。
なんと探索マップ交換所に男達が押し入り、強盗を行なっていた。
「やいやい命が惜しかったらEPをよこしやがれ!」
そこで事務員の一人が止めに入る。
「お客様ここは正当におでかけをしたお客様にだけ報酬を与える所ですので「俺に楯突くのかイフリート!!」
男は弾幕を放ち止めに入った事務員を焼き払った。
「きゃあああぁ!!」
悲鳴が上がる。「だまりやがれ!ドラゴンデデーン!!」
男は強力な弾幕で脅し黙らせる。
その男達からは黒い魔力が立ち込めていた。
「あの人達堕少年よ」「そのようだね」
とラナンとマスターが囁き合う。
「ひひひ沢山あるじゃねえかEPが♪」堕少年達はEPをたんまりと袋に詰めた。
「僕が行く!!」いても立ってもいられなくなったマスターは敵前に出た。
「お前達!人が溜め込んだEPを盗むのはやめろ!」
「また命知らずが来やがったぜ」
そして飛翔!戦いの空へ。
「ボクも行きます!」とそこでマァムが。
「マァムちゃん、貴女はマスターの戦いを見てて!」
「しかししかし、見るだけじゃ駄目だから戦わないといけないんです!」
ラナンが止めようとするがマァムはラナンの手を振り払い戦場に出た。
一方戦火を交えるマスターと堕少年一味。
「閃空バスターレーザー!!」「なんの!羅刹シャイターン!!」
ドカンドカンドカン!!
互いの弾幕がぶつかり合う。
「きゃあぁ目の前に髑髏がっ!」
そこでシャイターンの弾幕を浴びたマァムは髑髏が体を食い破ろうとしている幻覚を見てしまいそこから動けなくなってしまう。
「ははは捕えたぜ!!」
なんと堕少年はマァムを人質に取ってしまった。
「さあ大人しくEPを寄越しな。そうしたらこの小娘の命は助けてやる」
「くっ持ってけ泥棒…」
マスターはマァムが人質に捕らえられている以上堕少年の欲望に従うしかなかった。
堕少年達は喜び勇んでEPを盗んでいきマァムは解放された。




