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VRMMOで妖精さん  作者: しぇる


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988/3919

988:片付けたら帰ろう。

 ……実際の所、喜ばれ過ぎてちょっと困ってるのは置いとこう。


 まぁ多分あれ渡さなかったとしても、ちょっと家が小さくなってる程度の差しか無いだろうし。

 どっちにしろ恩を積み上げられる事には変わり無さそうだからね。




 コレットさんが収納……というか検品を終え、アリア様の背後に戻って行った。


「良し、では行こうか」


「はーい」


 開かれたドアからアリア様とコレットさんが出て行き、お姉ちゃんがその後ろについて行く。


 ……妙に馴染んでるっていうか、もうお姉ちゃんの中でアリア様の認識がただの友達になってる気がするんだけど。

 いや、まぁアリア様はそういう扱いを望んでるんだから、問題無いっていうかその方が良いんだろうけどさ。



「んじゃ、私たちも行こうか」


「ああ。シルク、頼むよ」


 一応アヤメさんに声をかけてから、出て行く皆に付いていく。

 むしろ一番さっさと外に出たいのがアヤメさんだろうけど。


 必要以上に長居したら、どんな遊ばれ方するか解ったもんじゃないからなぁ。




「いやー、良いねぇ」


「えぇ」


 ……なんかエリちゃんが歩きながら通路の壁をつっついて、カトリーヌさんと通じ合ってる。

 うん、放っておこう。

 気にしても精神衛生上、あまりよろしくないんだろうし。



「割と大人しくしてるのが、意外と言えば意外だな」


「あー、まぁね」


 少し思ってた事を、横からアヤメさんが言ってきた。


「そりゃねー。だって今、ユッキーのお手伝いっていうお仕事の最中だもん」


 聞こえてた。

 まぁ近くなんだし聞こえるか。



「……その割には絡んでたよな」


「ツッコむだけ無駄な気がするから、ほっとこう」


「そうだな」


 シャルロットさんに飛び込もうとしてたのは本人的にノーカウントなんだろう。

 気にしてもしょうがないのだ。




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