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VRMMOで妖精さん  作者: しぇる


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971/3921

971:代わりに怒ってもらおう。

「何をやってんだよ」


「雪ちゃんかーわいー」


「うっさいやい」


 ええい、野次を飛ばしてくるんじゃない。

 特にお姉ちゃん、絶対同じ立場なら同じ事やらかしてるでしょ。



「それも白雪さんの良い所ですから」


「ええと…… 治療がとても気持ち良かったので、結果オーライというやつですね」


 カトリーヌさんはフォローになってない、というかする気が有るのかもちょっと怪しい気がするぞ。

 というかシャルロットさんまで、あほの子要素を否定してくれないんだけど。

 ……いや、うん、今のはまぁ仕方ないか。



「とりあえず、続きをやろうか」


「あ、はい」


 いつまでも生暖かい目で見られてるのは何だし、さっさと済ませてしまおう。

 今度はちゃんと、シャルロットさんに合わせて下がれる様にしておこう。


 【浮遊】のおかげで、自分側の位置を調整するのは簡単だしね。



「今度は気を付けなきゃダメだよー?」


 ……くそぅ、お姉ちゃんめ。

 声が笑ってるし、明らかにからかってきてるな。


 あ、そうか。


「ぴーちゃん、おしおき(ぺちぺち)しといて」


「ぴゃーっ!」


「あわーっ、ごめんごめん、許してーっ!?」


 私がからかわれた事がちょっと不愉快だったっぽいぴーちゃんに、お仕事を与えておこう。

 ふはは、無礼なお姉ちゃんは逃げまどうが良いのだ。


 羽でぺちぺち叩かれるだけならそんな痛くも無いでしょ。



「……本当に何をやってるんだよ」


「ミヤコさんですから」


「まぁそうだな」


「ひどい!」


 うん、お姉ちゃんだから仕方ない。

 ある程度一緒に活動してるとそういう認識になるよね。


 普段(よそいき)の状態で少し関わっただけなら、落ち着いた綺麗なお姉さんにも見えるんだけど……

 うん、馴染んで来て素が出てくるとね。どうしてもね。



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