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VRMMOで妖精さん  作者: しぇる


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966/3920

966:行き先を考えよう。

「さて、それでは…… と言いたいところだが」


「はい?」


 まだ何か有るのかな?

 こっち見て言ってるし、とりあえず返事はしておこう。


「ここを出てからの話がな。この体では、白雪の所へと言うのは少し手狭だろう」


「あぁ、まぁ確かに」


 あんまり少しじゃない気もするけど。

 表の公園部分なら大丈夫だとは思うけど、それにしたって一部撤去しないとだろうな。


「私はどこでも大丈夫…… と言いたい所ですが、この図体でその辺に転がっていては、私が良くても他の人が迷惑してしまいますね」


「うむ」


 まぁうん、「道が塞がれてて通れないんですけど」とかのクレームが来そうだな。

 大型トラックが路上駐車してる様なものだし。



「ま、とりあえず今はエドん(とこ)で良いんじゃないですかね」


「うむ、それが無難な所だろうな」


 エド?

 あ、めーちゃんのお世話してくれてたおじさんか。


 ジョージさんから名前が出てくるって事は、やっぱりあの辺のまとめ役みたいな人だったのかな?

 他の人を抑えてくれてたみたいだし。


「あぁ、彼は話が分かる人だからね」


「うふふ、そうねぇ。きちんと話()聞いてくれるものねぇ」


 ……あー、うん、やっぱり良い人なんだな。エドさん。

 少なくともこの二人の話、聞きはするのか。



 ん?

 この二人ってここに閉じこもってるはずなのに、あんな離れた所の人と関りが有るのか。


 あ、でも野菜とか作ってるし、苗や種を持ってきてもらってるのかもしれないな。

 ジェイさんは解らないけど、ディーさんや実験動物にはご飯も必要だろうし。


 野菜だけじゃなくて牧場も有ったりしたら、ご飯はなんとかなりそうだけど。

 ……有りそうだし、無くてもそのうち作りそうだなぁ。



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