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VRMMOで妖精さん  作者: しぇる


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951/3917

951:改めて触ってみよう。

「あ」


「ん?」


「そういえばさっき『おっ?』て言ってたけど、何か有ったの?」


「あぁ」


 そういえばそうだった。

 アヤメさん、何かに気付いたみたいな声出してたな。



「気のせいかなってくらいなレベルだったけど、触った所がちょっと光ってたからさ」


「へー。何か有るのかな?」


「いや、そこを撫でると喜ぶといった程度の事らしい」


「えぇ……?」


 後ろから飛んで来るアリア様の説明に、お姉ちゃんがなんとも言えない表情になった。

 でも多分、私も似た様な顔してると思う。


 何なのその地味な効果は。



「印に魔力を流し込んでやれば、量に応じてしばらく効果が持続するらしいぞ」


 いや、持続したからどうだって言うんだ、それは。

 気持ち良いっていうのは、良い事ではあるだろうけどさ。


「給油口みたいですね」


「いや、別に無くても動けるでしょ」


 レティさんの謎コメントに、お姉ちゃんがすかさずツッコミを入れる。

 微妙に言葉が足りてない気もするけど。




「あー、一応それも試してみとく?」


「はい、是非とも」


 シャルロットさんの食いつきが良い。

 そんなに気持ち良かったのかな?



 顔を上げたシャルロットさんの首元に、アヤメさんを抱いたシルクが近付いていく。

 指示しなくてもちゃんと動いてるな。偉いぞ。



「んー……」


「地味に震える……」


 あー、小さいから声を出されると喉の振動が手に伝わってくるんだな。

 少し離れた首元だから大したことは無いだろうけど、振れ幅が十倍だもんなぁ。


「ん」


 シャルロットさん、済みませんって感じで漏れてるのを止めた。

 まぁ困るって程じゃないみたいだし、我慢しなくても良いんじゃないかな?


 あ、上向いてるからアヤメさんの様子は見えないのか。



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