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VRMMOで妖精さん  作者: しぇる


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947/3917

947:証を触ってみよう。

 しかしちょっと姿勢を変えるだけの動きでも、奥の方で動いてる胴体の重量感が凄いな。

 一歩動く度に振動が伝わってきそうだよ。私浮いてるけど。


「ね、ちょっとそれ、触ってみても良い?」


「はい、どうぞ」


 お姉ちゃん、遠慮ってものが全然無いな。

 まぁ一応、ちゃんと確認はしてるけどさ。



 流石に触り方も控えめに、そーっと撫でるみたいにやってるな。


「おー、線の有る所だけちょっと硬くなってる」


 ……いや、そうでも無かった。

 気になるポイントが有ったからって、クニクニ押さえちゃダメなんじゃないかと思うよ。


「んっ……」


「あ、ごめん、痛かった?」


 あー、ほら。

 首なんて弱点みたいなものなんだし、慎重に触らないと。



「い、いえ。痛くは無いのですが、何やら奇妙な感覚に襲われまして」


「ん? 奇妙って?」


「その、申し訳ないのですが、少し不愉快と言いますか……」


「え、あー…… ごめんなさい」


 あ、お姉ちゃんがしょんぼりした。



「あ、いえ、そうではなく。……なんと言いますか、そういうものなのではないかと」


「んーと…… その印の効果って事かな?」


「恐らくですが」


 あー、大切なものだから他の人に触れられたくないみたいな事なのかな?

 召喚獣に同じものが出るなら、シルク達も触らせなさそうな気がするし。



「シルクさん、ちょっと実験に行ってみましょう」


「いやおい待てって…… 無駄か……」


 レティさんの言葉の意図を読んで、シルクがアヤメさんを連れて行ってしまった。

 なんか抗議してるけど、危なくは無いだろうから頑張れー。



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